マネージャの卵

部下目線からマネージャ目線へのシフトを求められ、悪戦苦闘のなか思ったこと、体験などを書いていきます。

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最近の記事

ガス化バイオマス発電

SDGSの流れを汲み、ゼロカーボンシティ宣言を出す市町村が増えています。その中でも森林資源に恵まれている自治体はバイオマス発電に関心を寄せています。特に、BTG方式と比べ小規模で開発出来ること、設置場所を選ばないことなどから、ガス化方式に日の目が当たりつつあります。 ガス化方式とは 大型発電所に採用されるBTG方式は燃料をボイラーに焚べて蒸気を取り出します。その蒸気でタービンを回し電気を作っています。燃料が木というだけで仕組みは火力発電と同じです。 一方でガス化方式では木

    • すべての人に長所があり、短所がある。

      みなさんの周りにこんな人はいないでしょうか。 短気で怒りっぽいマネージャは、実は頭の回転が速く、てきぱきと手際よく仕事を進めていくから、ついてこれない部下を見るとついイライラしてしまう。 切れ者だといわれるエースは、未来のビジョンが見えており、将来のリーダーとしてふさわしく見える。しかし切れるがゆえに他人を過小評価したり、見下した態度をとることにより、さほど同僚の評価は高くないかもしれない。 おだやかなあの人は、いつも気配りができて誰にでもやさしい。しかし定常作業から外れた

      • 言い訳が言い訳を呼ぶ悪循環?

        マネージャは部下が効率よく働ける環境を提供することも大切な仕事であるとされています。(実際こういう上司がいるかどうかは別として)これは言い換えると部下が「言い訳」できない環境を整備するということだと考えています。前者だととても良い上司に見えますが、後者のような表現だと何やら不穏な感じですよね?ですがこれが理解できているかいないかで、マネージャとして成長できるかどうかが決まると思っています。 例えば、残業が続いている部下Aに問い詰めたところ「PCのスペックが低くて資料作成に時

        • 「保有」の強さ

          シェリングエコノミー、サブスクリプションなど、物があふれる時代に台頭する概念とは逆行するような考え方ですが、あらゆることにおいて「持つ」ことは源であり強さです。しがないサラリーマンをやっていてつくづくそう感じます。 無いなら買ってくればいい、借りてくればいいのですが、持たざる者としては「買う」という行為一つとっても、これは大変なことだと思い知らされます。 ビジネスを始めたいが何もない。なければ調達しなければいけない。では何を?そもそも何が必要かさえわからない。アイデアはあれ

          誰しもがマネジメントの素養を持っている。

          これは僕自身が他人に言われて気付かされたことなのだが、僕は知らぬ間にマネジメントを経験し会得していた。ちなみに僕は部下を持っているわけでもマネージャーに昇格したわけでもないただの平社員だ。僕のポジションは「営業」なのだが、営業という立場上、社内製造部門、設計部門、外部の協力業者等との連携が必要不可欠。「プロジェクトの遂行」という名の成果に責任を持っていて、これを達成するために自然とマネジメントをやっていた。 具体的には以下の流れだ。 プロジェクトの遂行に必要なプロセスを構

          誰しもがマネジメントの素養を持っている。