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本当に好きなものを「好き」ということ。それはもしかしたら、誰かのためになってるのかもしれない。

みなさん、こんにちは。Miyuu Yです。

わたしは、歌うことが好きです。わたしは、踊ることが好きです。
わたしは、音楽を作ることが好きです。わたしは、写真を撮ることが好きです。わたしは、愛のある言葉が好きです。

わたしは、クラシックで正統派なテイストが好きです。
わたしは、現代的でモードな雰囲気も好きです。
わたしは、ロマンのあるものが好きです。
わたしは、情熱的に語ることが好きです。
わたしは、抽象的に感覚で表現することが好きです。


いきなり、わたしの好きなものを並べてみました。
みなさんの「好き」はなんですか?

みなさんがどんな印象をわたしにお持ちかはわかりませんが、子供の頃からわたしは、自分の「好き」を伝えるのが本当に苦手でした。

自分の好きを「好き!」ってお腹の底から言えるようになったのは、ここ2年くらいのことです。

例えば、このアーティストが好き。この食べ物が好き。この色が好き。
こんなお洋服が着たい。こんなことに胸がときめく。

どれもこれも、親や友達、周りの人の様子を伺ってからしか口にできませんでした。しかも、その周りの人が理解してくれる(だろうと思っている)範疇のものだけ。

20代後半まで、一番に好きなものを本当に心の底から言えたことは、思い出せる限りほとんどありません。世間的に理解されるもの、親が納得いくもの、全部そんな調子で選ぶ。逆に好きなものがそこに被っていたら、言える。そんな感じ。

家族や友達とご飯を食べに行ってメニューを決める時ですら、自分の本当の「好き」を選べませんでした。

親の価値観を引き継いでいたり、友達から浮かないようにだったり、そこには色々な理由があったかと思いますが、選ぶときの主導権は自ら人へと引き渡し、自分にありませんでした。

今ちょうど自己紹介文で書いている途中ですが、わたしは長い期間自分の価値観や人生を人の価値観の中で生きて幽体離脱状態だったのです。


先ほど、わたしはフラメンコの歌(フラメンコはわたしの人生の道標です)がどんな歌か知らないから歌って!と言われました。踊りは何年か続けていますが、フラメンコの歌は先月から習い始めました。歌はまだレッスン一回しか経験がありません。

以前のわたしだったら、音源を聴かせたり、軽く小さい声でメロディーをちょびっと歌ったりで終わらせていました。だって上手に歌えないし。って。

今のわたしは、歌います。今の自分の好きをのせて。笑
相手がどう思うかなんて(ちょっとドキドキするけど)知りません。
だってわたしが好きだから。
だって歌ってって言われたし、わたしが歌いたいから。

そういう時、自分の好きに誠実な自分に少し誇らしくなります。

「こんな感じだよ!」って歌い終わったあと、「なんかすごいね。かっこよく歌えるようになるといいね。」と言われました。

相手に他意はないと思いますが、少しもやっとしました。ジャッジされたように感じちゃったんです。

言われたから歌ったのに。わたしにとって好きなものって上手下手は無関係なのに。大切なものを共有したのに。

ちょびっと悲しくなりました。こういうことってよくありますよね。
相手の反応が思ってるのと違った時。自分の考え方と違う時。

そもそもジャッジされたと感じなければ一番いいんですが、やっぱり人間、大切にしてるものほどセンシティブになってしまったり。

今のわたしは、こういう時はワンテンポ遅れても伝えるようにしています。
ポイントは、ニュートラルに。

「好きなことだからもちろん上手になりたいと思ってるんだけど、わたしにはすごく好きなことには上手下手関係ないんだよね。だってすること自体が好きだから。」

受け取ってもらえる時もあるし、真意が伝わらないこともあります。
でもわたしは自分の大切なものを守る行動ができたことが嬉しいし、好きなものだからこそ相手に正直に向き合えたことも誇らしくなります。

世の中って、以前のわたしのように好きなものをお腹の底から「好き!」って言えてない人って結構いるんですよね。おそらくご存知の通り。

だから意外とわたしの「好き」を伝えると、相手の人の心がパカッと開いて思いがけず相手の人の「好き」を教えてくれたしします。とっても嬉しそうに。

その時に大切なことは、自分の「本当の好き」を伝えることです。

自分の本当の好きを、ほんの少しの勇気と共に口に出してみることは「誰かの好き」の居場所を作ったり、受け入れたり、応援したりできるのかもしれません。

わたしはこれに気づいてから、さらに「わたしはこれが好き!」をいうことが怖くなくなりました。
自分のために勇気が持てなくても、誰かのためだと頑張れたりするのが私たち!


あなたの好きは何?あなたの「好き」を教えて!

「好き」はあなたの欠片のようなもの。

好きなおかずでも好きな漫画でも、好きなコスメでも。なんだっていいんです。

わたしはあなたが全力で「好き」を叫べるように、安心してお腹の底から言える場所を整えていきますので、ぜひその日に向けて自分の好きを少しずつ集めててくださいね♡

そのうち好きなことを「好きだ!」と表明できるようになったに至る道のりもブログで書けたらと思っています。

思いのままに書いたので読みにくかったろう文を読んでくださりありがとうございます。

その喜びと感謝の気持ちを、大きく手を開いて、くるくる回って表現したい!ということで、今日はここまで。


全てのものが健康で幸福であり、愛と優しさに満ち溢れますように。

冒険の日々より、愛を込めて
Miyuu Y

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