#033. アスリートのサポートをしたいのか、それともアスリートの恩恵にあずかって有名になりたいのか。
noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。
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トレーナーとしてオリンピックの大会に関われることやトップアスリート、プロリーグの選手の指導を担当できるというのは非常に光栄なことだと思います。同じ業界であればおそらく誰もが1度は憧れることではないでしょうか。
しかし、いちパーソナルトレーナーやアスレティックトレーナー、S&Cコーチとして活動する中で、"トップアスリートを指導している=すごい" のようなことはないと思います。誰を指導していても我々が果たす責任は変わりません。
なぜみんながプロ選手やトップアスリートを指導したいと思うのかというと、そこには業界内でのマウンティングや差別化が理由としてあるでしょう。「プロチームにいました」「オリンピック選手を指導しました」「全国大会に帯同しました」なんて経歴に書かれていたら実力の有無に関わらず見た人は「この人は"おそらく" すごい(非常に抽象的)んだろうな」と思うはずです。
要は有名なアスリートや有名な大会の名前を使用して同時に自分の名前を売りたいのかもしれませんね。以前こんなnoteを書きましたが、おそらくその差別化のために有名人のお名前を使っているのだと思います。
もしかしたら人生の中でいつかはご縁や機会をいただき、そんな経験をすることがあるかもしれませんが、すごいのはアスリートご本人であって、そのアスリートが輝いているのです。『黒子のバスケ』風にいうと、我々はどちらかというと影の存在で、光であるアスリートをより際立てるべき存在です。
有名になりたいだけの指導者はなんか違うな〜と感じるところです。