#013.【アスリート向け】『競技力=指導力』 じゃない。 けど...
noteをご覧いただきありがとうございます。S&Cコーチの本田です。
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5月3日(火)に奈良県で開催されたダッシュ王という50m走の大会に出場してきました!50mと言えど、しっかりとレースを走ったのは実に大学4年以来の3年ぶりでした。
結果は第1レース:6秒54、第2レース:6秒38でした。普段の練習不足を物語る記録となってしまい、レース後はテンションだだ下がりでした。「もっとしっかり練習してから出直してこい!」とケツを叩かれた気分だったのでまたコツコツ練習を頑張りたいと思います。
レースの詳細はコチラ ↓↓ from YouTube
さて今回のnoteですが、『競技力=指導力ではない』というテーマです。もし競技力が指導力を物語るものとして判断されるのなら、今の私はスプリントコーチとしては未熟者もいいところでしょう。
しかし、競技力が高いからといって指導力があるという証明にはなりませんし、競技力が低いからといって指導力が低いわけでもありません。この2つの異なる能力を混同して判断することはよくあります。もしこの2つがイコールで成り立つのであれば、100mを9秒台で走る選手の指導は9秒台で走ったことのある指導者のみになるかもしれません。
不必要だと否定することはありませんが、指導者の選びの判断材料として競技力だけを見るのは指導者としての力量を見ているのではなくてアスリートとしての能力を見ているだけだということを忘れないようにしてほしいですね。
ですが、タイトルの最後にも「けど…」をつけているように、高い競技力を持っている・または持っていたアスリートあがりの指導者は周りが知らない世界を知っているのも事実です。そこまで上り詰めた経験から言えることもたくさんあるはずなので、アドバンテージにもなります。本気で競技に取り組んだ経験は指導者として活動するようになってからも要所要所で役に立つはずです。
私もトレーナーとして仕事をしながらもまだ競技を続けたいのは、自身の可能性を追い求めることだけではなく経験したことのない世界に到達してみたいからです(あとは単純に走れなくなった自分が嫌なだけ)。
p.s. 来年のダッシュ王はリベンジします!