まにさゆり

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朝のミーティング

高次機能障害 脳の部分的障害➡ ・思考:遂行機能障害(ものごとを順序立てて実行できない) ・記憶:障害前のことは記憶があっても、新しいことの記憶が残らない ・行為:半側空間無視 ・言語:失語(言いたい言葉が出てこない)、言葉を理解できない ・注意:注意障害(集中力が続かない。複数のことが同時にできない) 上記ができない障害。外見からは判断できない。 実際に栄養サポートしている方では、調理器具を指示しても認知できない、ものごとを順序立ててできないので料理が難しい、作り方を教え

    • 栄養スクリーニング

      栄養ケアマネジメント初任者研修に参加した記録 栄養ケアマネジメント ・対象者の栄養状態を的確に評価し、必要な食事、栄養サポートをすること。食事には食形態の調整、栄養補助食品の利用、口腔、食べる姿勢、食具を含める。栄養には必要なエネルギー、たんぱく質をはじめとした栄養素、必要水分量の算出、体重や血液検査のモニタリングがある。 スクリーニング→アセスメント→モニタリンカ→評価を行いアセスメント→モニタリング→評価をサイクルさせ対象者の状態を良くしていく。 スクリーニング時のリス

      • 今日の学び④

        PCAポンプ ・PCA:自己調節鎮痛法。医療従事者が鎮痛剤量を設定して、患者自身がPCAポンプで投与すふ方法。 メリット・痛み発生→ナースコール→評価→医師の痛みを我慢する時間が期待できる方法。 クラピット・抗菌薬

        • 今日の学び③ ラクチュロース

          ラクチュロースは、牛乳に含まれる乳糖から作られるオリゴ糖の一種。 オリゴ糖・少糖類。 単糖類・ブドウ糖、乳糖 二糖類・砂糖 多糖類・でんぷん 単糖類は小腸で吸収され、大腸まで届かない。 少糖類は小腸で吸収されず、大腸まで届く。 大腸には腸内細菌が存在し、腸内細菌には善玉菌と悪玉菌、どちらにも分類されない日和見菌がある。 善玉菌の一つにビフィズス菌があり、オリゴ糖はそのエサとなる。エサを食べたビフィズス菌は増殖したり、短鎖脂肪酸という腸内で有効で働く脂肪酸を放出する。こうしたこ

          今日の学び② 医療行為の同意について

          成年後見人による、医療行為(手術などの身体への物理的侵襲を伴う行為)に対する同意見はない。 身上監護権の権利はある。 身上監護に関する職務→介護保険や施設の入退去に関する契約締結、医療やリハビリ等に関するものがある。

          今日の学び② 医療行為の同意について

          今日の学び①憩室炎

          今日から新しい職場。 出勤日に、職場で出た単語を一つまとめることに。 「憩室炎」 ・憩室 消化管壁の一部が外側に突出し、袋状の方になった状態。憩室は消化管のどこにでもできるが、大腸が最もできやすか、複数個できる場合が多い。 ・原因 便秘の頻度が高いと、糞便を送り出すために腸管運動が亢進し、腸管内圧が高まり、圧に耐えられなくなった腸壁の一部が、外側に膨らむことで憩室ができる。 憩室に糞便が溜まったまま長時間経つと、内部で細菌が増殖し、憩室に炎症が生じる。 ・症状 腹痛、発熱、

          今日の学び①憩室炎

          高齢者の食事ポイント

          ①加齢による変化 ・活動量の低下 →空腹感がなくなり、食事量低下 ・消化管機能低下  消化酵素の活性や分泌量低下 →胃もたれ、鉄、ビタミンの吸収低下、消化・吸収能低下、下痢 ・咀嚼・嚥下機能低下 →食事量低下、食品の偏り(炭水化物↑、たんぱく質、ビタミン、ミネラル↓)の原因に ・複数の疾患 →服薬の影響 以上を踏まえ、食事量維持を目指す ②五感を味わえる工夫 ・口腔内の環境整備  義歯を整える、口腔内の衛生など ・家族と同じ食事を食べる  嚥下機能低下した場合でも工夫を ・

          高齢者の食事ポイント

          栄養摂取量をアップさせる方法

          ①たんぱく質・アミノ酸をアップ 高齢者は生活習慣病予防のため粗食を心掛けていることも。 例)脂の多い肉類を避ける →魚、大豆製品を利用した料理提案 骨格筋減少を最小限にとどめるために ロイシン摂取 ロイシンはmTORという細胞シグナル伝達物質を介して、筋たんぱく質合成を促進するため、ロイシンを中心とした分岐鎖アミノ酸強化により、腎臓に負担をかけずに、骨格筋量減少を抑制できる効果も。 分岐鎖アミノ酸強化補助食品紹介↓ https://www.clinico.co.jp/prod

          栄養摂取量をアップさせる方法

          脱水へのアセスメント

          脱水を疑わせる所見 ・皮膚(しわ、緊張低下)、口腔内、腋下などの乾燥 ・脱力、意識障害 ・下痢のをしている ・嘔吐を繰り返す ・胃液・腸液などのドレナージ(チューブやカテーテルを用いて、体外へ排泄すること) ・尿量減少 ・濃縮尿(尿の色) ・BUN、クレアチニン上昇(BUN/Cre>10目安) ・脈拍増加 ・血圧低下 ・脈圧増加(脈圧70㎜Hg以上)→拡張期血圧のみ低下した場合 ・多量の利尿剤使用 ・投与量と無関係に尿量が多い ・発熱(不感蒸泄の増加) ①等張性脱水 水分と

          脱水へのアセスメント

          高齢者に必要な水分量

          健康な成人 1日に水分排泄量 2.5L  内訳:尿 1.5L 糞便150ml 不感蒸泄900ml (呼気300ml、皮膚600ml) 1日に必要な水分  求め方:尿量+糞便中水分+不感蒸泄-代謝水 ※代謝水→エネルギー代謝により、体内で生じる水分  ・13×代謝エネルギー量(kcal)÷1000  ・体重(㎏)×5ml/kg 日常生活で、水分排泄量の測定は困難なため簡易式で水分量は求める 簡易式 ・30ml×体重(㎏) ・1ml×摂取エネルギー(kcal) 発熱時→1℃体温上

          高齢者に必要な水分量

          高齢者に必要な栄養量は

          日本人の摂取基準2020より ①エネルギー必要量  75歳以上  身体活動レベルⅠ  男 1800kcal 女 1400kcal  身体活動レベルⅡ  男 2100kcal 女 1650kcal 身体活動レベルⅠ→自宅にてほとんど外出しないもの          高齢者施設で自立に近い状態で生活しているもの 身体活動レベルⅡ→自立しているもの 個人の基礎疾患や日常活動に配慮 ②たんぱく質  75歳以上  推奨量→この値を摂取していればほとんど不足がないとされる量  男 60

          高齢者に必要な栄養量は

          高齢者の栄養障害

          自分メモ 身体機能低下  骨格筋量低下(サルコペニア) →骨格筋は体たんぱく質の最大貯蔵庫 →転倒、骨折に  視力や聴力、味覚なども。  易疲労 臓器機能低下  胃酸分泌低下  腸の蠕動運動低下→便秘  腎機能低下 慢性疾患の併発  COPD、心不全、がん →炎症により、体重減少、食欲低下 →多剤服用の弊害にも 摂食嚥下  脳血管疾患、認知症(アルツハイマー型、レビー小体)の影響  残存歯、舌機能低下  サルコペニアに至る過程で、口腔機能低下が生じる時期が存在  →オー

          高齢者の栄養障害

          高齢者の社会的・心理状態に対するアセスメント

          よく聞く、フレイルは、在宅で訪問するようになって、社会的フレイルが最も影響が大きいのではと思うようなこともしばしば。 MNAの神経・精神的な問題は専門外とチェックの有無だけではなく、時間をかえて聞き取るということが重要だと思う。 社会的状態の関係  家庭環境(一緒に食べる人)、退職後の状態(趣味、友人)の確認  住み慣れた土地からの移動  親類や知人の他界 →高齢者だからこそ、慣れない環境の暮らしや、新しいことを始めるということは心理的なストレスに。  水分不足(脱水)

          高齢者の社会的・心理状態に対するアセスメント

          高齢者の血液検査がない時、栄養状態と指標となるものは

          ①るい痩 ・必要エネルギー量分の食事を食べているのに痩せる →疾患の影響、甲状腺機能亢進症などの原因精査 ・食欲低下による必要エネルギー不足 →心理的ストレスの有無、思考の変化、口腔内の問題(義歯不具合、汚れなど)、嚥下機能低下などの原因精査 ・体重変化を指標に ②低アルブミン血症 ・たんぱく質摂取不足→筋肉減少、内臓たんぱく質低下、下肢の浮腫 ・下腿周囲長を指標に →筋肉量、BMIと相関 ③貧血 ・加齢 →造血機能低下 ・多剤服用 →ビタミンB₁₂や葉酸の吸収不全 ・疾

          高齢者の血液検査がない時、栄養状態と指標となるものは

          住宅購入について考える

          住まいに求めるもの  ①快適な暮らし  ②・・・ これ以外に、思い浮かばない。 譲りたくないこと  暮らす地域の移動(子供の学区を含む) 現在の自分が考える快適な暮らしとは、 ・子ども(8、6、2歳)が伸び伸び暮らす。  後6年は続く、気を遣うことなく、遊びまわる。  花火、バーベキュー、流しそうめんなど庭がないとできないこと。  将来、帰省してくるであろう家にする。 ・トイレなど  用を足したいと思った時に、自由にできる(2個は欲しい)。 ・買い物  スーパーが徒歩圏内。

          住宅購入について考える

          高齢者の身長・体重測定

          寝たきり高齢者の身体計測 1)膝高の計測  足首と膝を直角にし、踵から膝までの長さを継続 2)高齢者の身長計測  男性)64.02+2.12×膝高(㎝)-0.07×年齢  女性)77.88+1.77×膝高(㎝)-0.10×年齢 3)高齢者の体重推計  男性)1.01×膝高(㎝)+2.03×AC(㎝)+0.46×TSF(㎜)     +0.01×年齢-49.37  女性)1.24×膝高(㎝)+1.21×AC(㎝)+0.33×TSF(㎜)     +0.07×年齢-49.37

          高齢者の身長・体重測定