きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2023/12/19
聡太くんがよくストーブの温風直撃地点でウトウトするようになった。テーブルの角が温風直撃地点なので、よくそこでスヤ……とやっている。
去年はもうちょっと活発だった気がするのだが、まあ大人になったのだろう。ちょっとずつ落ち着いてきたのだ。この調子で噛むのもやめていただきたい。
今朝母氏が聡太くんのハゲに薬をつけてくれたらしい。食事中にやれば嫌がりはするがすんなりつけさせてくれるそうだ。ハゲに薬をつけるといえばよくたまちゃんもハゲを作ったっけな……と思い出す。
たまちゃんの作るハゲは脇の下のあたりが多く、赤むくれの湿ったハゲで、見るからに痛そうだった。それにせっせと薬を塗ったし、ときどきタオル製のエリカラを装着させたりもした。
聡太くんのハゲはそこまで病的なものでなく、ただ毛が抜けて皮膚が乾燥している……というようなものなのだが、獣医さんは一目みて「皮膚病って感じだね」と言ったので、猫にはよくある症状なのかもしれない。ありがとうキュレーションサイト!
きのう父氏は雪かきで疲労したところにアルコールを入れてベロンベロンに酔っ払っていた。テレビでジャンクスポーツのスペシャルをやっていて、それが面白かったらしく最後まで観ていた。いつもすぐ寝てしまう父氏には珍しいことである。ふだんはたぶん寝ているのでなくスマホで麻雀の動画を見ているのだと思うのだが。
へべれけになって面倒くさい人になった父氏の膝に聡太くんが乗っかりにいって、案の定変な掴み方をされて床に戻されていた。不安な持ち方である。立ちあがろうとすると聡太くんは勝手に降りるのでわざわざ掴まなくていいのである。
これから年末年始にかけてこの状態が続くと思うといささか憂鬱だ。アルコールはほどほどがいいのだ。
しかし父氏があそこまでベロンベロンになるのは久しぶりに見た。よほど雪かきでくたびれたのだろう。自分でやるというから任せたのだが。
年末がドンドコ近づいてくる。明日はわたしのモニョモニョ回目の誕生日だ。もうぜんぜんめでたくない歳ではあるのだが、やはり1年無事に生存できたというのはすごいことである。
それも聡太くんのおかげかもしれない。猫は平和な生き物だからだ。少々メンタルが参っているときは聡太くんと遊ぶに限る。
きのう母氏がXに流れてきた、と、「猫もとってこい遊びをする ただしルールは猫が決める」という記事を見せてくれた。なるほど猫である。お猫様である。
聡太くんがかわいいからなんとか生きている気配がある。この小さきものを守るのがわたしの使命だ。
聡太くんは聡太くんだけで生きていくことはできない。人間がキャットフードやトイレ砂を買って与えたり、獣医さんに連れて行ったり、遊んでやったりしないと生きていけないのだ。
聡太くんはいまわたしのすぐ横で丹念に体をなめている。とてもかわいい。このかわいいを守り続けることが、わたしがわたしの人生でほとんど唯一の「大人としての責任」ではなかろうか。