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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/12/23

 きのう、夕方買い物に出掛けて、有馬記念の出走前に帰ってきた(競馬に興味はないが馬はカッコいいので好きなのだ)。父氏はいつも通り自分の椅子に座ってテレビを観ていたのだが、なぜかその膝に聡太くんが乗っかっていて、聡太くんはたいへんご満悦であった。
 聡太くんが父氏のことを好きなのは何度か書いた。しかし聡太くんと父氏が仲良しすぎてときどきスパイファミリーの書き文字でいうところの「ジェラッ……」というような気持ちになる。
 きのうは父氏が聡太くんをナデナデヨシヨシする現場も見てしまった。父氏には触られても反撃しないのだ。これもまた「ジェラッ……」案件である。
 なんなのだろうこの関係は。父氏はたまちゃんをナデナデすることはなかったし、なんというか聡太くんは特別なのだなあ、と思う。やっぱり子猫でもらってきた日、初手で父氏の膝に乗っかりにいったのが決定打だったのだろうか。
 父氏にとって聡太くんがかわいいならそれでいいのだが、かわいいと思うならタバコをやめてくれよと思うのだった。

 カリカリの適切な量がわからない。
 いまお世話になっている動物病院で「これくらい食べさせてください」と言われた量を食べさせるとお腹の調子が悪そうなUNKOが出る。お腹繊細くんにもほどがあるぞ。それになかなか食べきってくれない。
 長いことたまちゃんがお世話になった獣医さんは「お腹の調子が悪いのは食べ過ぎ」と言っていた。でも減らすとまた痩せてしまうのではと思って心配だ。
 いちばんいいのはカリカリの外袋を見て必要な量を計算して計って与えればいいのだろうが、そんな七面倒なことをしていたら「はやくしろ!! はやくたべさせろ!! ぼくははらがへってるんだぞ!!」となるだろう。
 カリカリの分量迷子だ。しかもいまお世話になっている動物病院に言われた量与えても健康そうなUNKOを出していた時期もあるのだ。どうしてこうも面倒なんだろうか。
 こちらとしては健康ならそれでいいのだ。そしてお腹を壊したらかわいそうなのだ。お腹を空かしているのもかわいそうなのだ。どうしたらいいのだろうか。

 きのう聡太くんは台所の調味料の引き出しの奥にぬるりんちょと入ってしまった。単純に入ったことがないから入ってみたかったのだと思われる。
 ちょうど台所ではじゃがバターを製造していた。母氏がジャガイモとバターの入った鍋を引き出しに見せびらかしたが、「それで?」という明石家さんまのごときリアクションであった。仕方がないので「カリカリにかつおぶしかけてあげよっか」と声をかけたら「かつおぶしですか!? かつおぶしですね!?」と飛び出してきた。
 バターよりかつおぶしがいいらしい。面白いやつだ。まあバターは食べたことがないから仕方がない。
 猫というのは食の保守派なんだなあと思う。

「おなかのほよほよ、さわる?」


 きのうは大河ドラマがなかったのだが、M−1の敗者復活戦をちらっと観てから、えねっちけーにチャンネルを変えた。もう夜遅くまでお笑い番組を観てゲラゲラ笑い転げる体力がないからである。
 聡太くんは自分の布団に収まっていたのだが、えねっちけーのニュースが始まるときの「シャカリキドッカーン」みたいな音に「なんだ!?」とテレビを見上げていた。聡太くんはえねっちけーのニュースが始まるときの音が好きだ。
 なんで好きなのかはわからないが、以前は始まるなりてってけ歩いていってテレビを観ていた。なんでだろう。面白いやつめ。

 で、大河ドラマがないのでぼーっとダーウィンが来た! のスペシャルを観ていたのだが、砂漠ライオンなる生き物が歩いていくのを観て「ライオンのお腹にもホヨホヨがあった……!?」となった。
 ライオンのお腹の後ろのほうがたるんでいるように見えたのだ。まあ猫の親戚なのだからあってもおかしいことはなかろう。そう思ってよく観たら別にお腹のホヨホヨとハッキリわかるものはなかった。完全なる気のせいだった。
 まあ野生動物がこんなたるんだことでは生きていかれないだろう。猫は家畜だからお腹ホヨホヨでも生きていけるのだと思う。

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