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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/12/19
聡太くんはもしかしたら「かりかりをのこせば、かつおぶしをかけてもらえる」と思っているのかもしれない。いつもそんな感じでカリカリを残す。「ぼくこれいらない」といってカリカリを残して、しょうがないなあと人間がかつおぶしをかけるのをじっと待っている。
カリカリを残したあとの無言の圧力がすごい。「かつおぶし、かけるんですよね? ね?」とずっと待っている。これはもうぜったい、かつおぶしをかけてもらうのを待っている。
聡太くんに食べさせているのはパックに小分けされたタイプの猫用かつおぶしだ。大袋の小魚入りのやつは底のほうになると「ぼくこれいらない」と拒否なさった。なんというグルメおキャットさまだろうか。
しかし毎食、「ぼくこれいらない」となるほど食べさせるのは食べさせすぎ、栄養過多かもしれないなあと最近ときどき思う。胴体のくびれがなくなってきたし、座ると正方形に見える。絵の先生のところの体脂肪率測定不能のデブ猫さんが、まさに座ると正方形なのだ。これはまずいのではないか。
キャットフードを与えて、なんとか食べ切るように皿を変えたりかつおぶしをかけたりしているわけだが、あまり無理に食べさせてはいけないのかもしれない。
なんだかんだきれいに食べてくれるのだが、あんまりお腹いっぱいにしてはいけないのではないだろうか。
人間だって腹八分目が大事だ。いや満腹するまで食べちゃうけど……デブは健康によくない。
そういえばきのう、母氏と話していて「聡太くんをもらってくるって決めたときはたしか完全に父氏の意見を聞かなかったけど、どのタイミングで猫をもらってくる話をしたんだっけ?」という話になった。
よくよく考えて、「確か『猫もらってくるから』ってもらうことを決定してから言ったよね……」という認識に至った。
これから動物を飼うみなさんは真似をしてはいけない。家族みんなの了解を得てから犬猫うさぎハムスターモルモットフェレットインコ文鳥、その他のものをお迎えしよう。
でもたぶん父氏もたまちゃんが亡くなって寂しかったんじゃなかろうか、と思う。だから特に反対もせず、我が家にやってきたひよひよの子猫の聡太くんが膝に乗っても嫌がらなかったのではないか。
最近父氏は「聡くん首輪キツくないか?」とよく言っている。冬毛で首輪がめりこんでいるように見えるのだろう。たまちゃんは首輪をつけたら首輪のあたりが見事にハゲて、一生治らなかった。だからうちに来て一年くらいで首輪をやめた。
聡太くんは健康おキャットさまなので首輪をしてもハゲたりはしていない。最初は断固拒否されたが無視してしばらくつけていたら慣れた。世の中にはかぶりものを嫌がらない猫もいるようなので、もしかしたら首輪を断固拒否しない猫だっているかもしれない。いやいるのだ、そっちが普通なのだ。
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きのうふと「聡太くんが武将だったら誰だろう」という、いかにもオタク女の考えそうなことを考えた。
最初に頭に浮かんだのは大河ドラマ「真田丸」の昌幸パッパこと真田昌幸(草刈正雄)であった。しかしよく考えたらモフモフしたものを着ているところしか合っていなかった。でも精悍で整った顔をしているところは近いのではないだろうか。
でも草刈正雄は2016年当時でも相当なおじさんだ、若々しくて元気な聡太くんとはちょっと違う。そりゃ草刈正雄が若いころの化粧品の広告なんかを見れば「パッパ若いころから男前……」となるのだが、若いころの草刈正雄と聡太くんの共通点は「顔が整っている」ことだけである。それならもっと合致する人がいるのではなかろうか。
そもそも猫を武将に当てはめようというのが無茶だった気がしないでもない。猫はどっちかというとお公家様だ。いや「おんな城主直虎」のときはお寺で猫が飼われていたけれども。
寒い。寒過ぎて夜中に目が覚めた。あまりに寒くてファンヒーターをつけたが二度寝できなかった。聡太くんは寒くなかっただろうかと思ったがわたしが起きるよりずっと前に2階に行って母氏の布団に入っていたらしい。なんてやつだ。