きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2022/7/20
虫下しの薬を使ってみた。むかし先代猫たまちゃんに使ったダニ退治の薬よりずいぶん面倒な作りだった。
まずパッケージの切り取り線をハサミで切り、中のシリンジを取り出す。ゴムのキャップを外してシリンジを引いて動くか確認し、首に薬をぜんぶつける。
たまちゃんのダニ退治の薬はもっと簡単なスポイト一発のやつだったので、ずいぶん面倒な……と思ってしまった。獣医さんの説明だけでは理解できているか不安だったのでググってみたら使い方動画が出てきたのだが、聡太くんが役者猫さんみたいに大人しくしているわけはなく、母氏と二人がかり、それも母氏は長袖手袋の完全武装で取り掛かって、その体勢でやっても結構難しかった。
そのあと大谷翔平のオールスターゲームのヒットを見届けて、買い物に出かけた。大丈夫かなあ、具合悪くしてないかなあ。ずっとソワソワして帰ってきたら、廊下のドアから「あけろー！！ かえってきたんだろー？！」と元気に絶叫された。
その後もピンピンしている、心配を返せ。
ちなみに「聡太」という名前に決めるより前、子猫がくると聞かされたときはぜったいちっちゃくて可愛いから「ちい」って名前になる……と思っていて、当初の予定よりは育った子がくると決まったときは「聡太」か「翔平」にしようと思っていた。現状、聡太くんは毎日が満塁ホームランの暴れぶりなので、どっちかというと「翔平」のほうがピッタリの名前だった気もする。
きょうの人間の昼ごはんはカレーパンと菓子パンだった。体によくないのは重々承知だが、とにかく手軽でありがたい。
しかし聡太くんにカレーパンの衣をかじられたり、こぼれた衣を拾われたり、聡太くんもさんざん食べたがった。あ、中身は食べられていないのでご安心ください。
そういや朝にヨーグルトを食べていたときも、ぺろりとなめられてしまった。これはきのう桃の果物ネットをかぶせたの意趣返しだろうか。
よく果物ネットをかぶらされたり首につけられたりしている猫さんをツイッターで見るのだが、真似してみたら「やめろ〜〜！！」というリアクションだった。首輪のときのリアクションと同じだ。やっぱり聡太くんはヤンチャである。
きょう、キャットフードを買いにホームセンターに行ったら、生体販売のコーナーでうつくしい猫様たちが１７万円とかで売られていた。
ペットショップというものは好きではないのだが、しかしそこにいるオス猫たちのでかさに慄いた。こんなにでっかくなるのか、聡太くんは……。
聡太くんが大きくなるまでに、わたしはどれだけの生傷を作るのだろうか。分からないが、頑張って生きようと思う。