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きょうの聡太くん 2025/2/22

 きょうは猫の日である。
 猫の日がくるたびに、惜しくもウルトラスーパー猫の日(2022/2/22)まで生きられなかったたまちゃんを思う。そしてその日、聡太くんは生まれていなかったのだ。
 それもまた縁なのであろう。

 きのうは恐ろしいほど雪が降った。余裕で30センチ以上、体感だと50センチくらい降ったのではあるまいか。まあ体感というのは大きく見積もりがちだ。
 朝から昼まで雪かきをしていたので、聡太くんはお家に一人でちょっと寂しそうだった。かわいそうなことをしてしまったなあと思う。聡太くんにとって家の中だけが全宇宙なのだ、そこに人間がいなかったら寂しいに決まっている。
 寒さの底はいつなのだろうか。次の月曜の最低気温はマイナス11度らしいのだが、その日が底であってくれと祈るばかりだ。
 そして雪で屋根がひしゃげてトタンが剥がれてきた。これはもう見て見ぬフリのできない問題である。だから春には修繕することを考えなくてはならない。
 家じゅうガタのきたボロい建てものに住んでいるわけだが、せめて聡太くんと暮らしているあいだは、この家で暮らしたいと思っている。猫は家につく、とよく言う。どれくらい本当なのかはわからないが、だいぶ前美容院で美容師さんと話していたとき、「うちは家の建てかえをするために猫を連れて仮住まいに引っ越したら、猫が脱走して前の家が建っているところの隣の人に『猫ちゃん帰ってきてますよ』って言われましたよ」と言っていた。
 猫は変化を嫌う生き物だ。なるべく変わらない環境で暮らしてあげたい。

ねむねむ。ねむねむ。


 面白かったのが、雪かきをして湿った手を聡太くんが激しくなめたことだ。
 わたしは百均で済ませた結果防水の手袋を持っていないので、雪かきをしたら手袋をしているのに手がジットリ湿ってしまった。その手を、聡太くんはべろべろなめた。まるで風呂上がりになめている感じだ。そんなやり方で塩分を補給しないでほしい。
 いやあ洒落にならない大雪だった。全身がバキゴキする。いかに日ごろ運動不足であるかよくわかった。
 この寒いなか外にいる野良猫さんを思うとションボリしてしまう。ションボリレドレソ(ゲームフリークの名作ゲーム「ソリティ馬」に出てくるその他大勢の馬の名前)だ。
 すべての猫が暖かいところでぬくぬく暮らせることを祈ってやまない。Xでも将棋の加藤一二三先生が久々に浮上してそんなことを言っていた。

 きのう聡太くんはあまり食べたがらなかった。まあ結果として食べたのだが、久しぶりにカツオブシを出動しないと食べないという感じだった。きっと寂しかったのだろう。
 カツオブシを見せたところスンスンスンスンと匂いを確かめ、「かつおぶしですか!? かつおぶしですね!?」という顔をし、キャットフードにパラパラかけてやったら最初は知らないフリをしていたものの気がついたら降りてきてモグモグモグモグ食べていた。面白いやつだ。
 聡太くんはけっこうグルメだ。カツオブシをまぶしても「ぼくこれいらない」という顔をすることもある。どうすればたくさん食べてくれるのかずっと悩んでいる。

きのうの雪。ざけんなバカやろー!!


 例によってインスタに黒猫を抱っこしたインスタグラマーの動画が流れてきた。猫が人間と一緒に寝るのは信頼の証だという。
 弊記事のトップ画のように聡太くんは昼寝しているわたしの足とか腹に乗っかって寝るのが好きだ。これは信頼していただいているということでよろしいのだろうか。
 しかし聡太くんは母氏の布団に潜入するのが好きなのだが、そこでビックリするほどグッスリ寝るという。それは母氏のほうを信頼しているということか。わたしの部屋には植物がいっぱいあるので、聡太くんを入れてやることができない。
 お布団潜入には憧れるが、母氏が推しのコンサートを聴きにいったときに茶の間に布団を敷いて寝ても、聡太くんは潜入しようとしなかった。母氏でねばダメなのだろうか。ジェラシー!!

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