きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2022/9/26
きょうは月曜だ。母氏は図書館勤めなのでふだんは実質月曜が日曜みたいなものなのだが、きょうはちょっと遠い図書館の蔵書点検の仕事があってそれに出掛けてしまった。
なにせ肉体労働なのでお腹が空くだろうと、母氏はいつもの菓子パン２個にゆで卵を追加して、玄関に紙袋に入れておいておいたのだが、聡太くんがそれを目ざとく見つけて、ゆで卵をくわえて廊下をてってけてってけ歩いているところを現行犯で確保された。ラップでくるんでいたのでゆで卵はとりあえず無事だった。隠し通すのが無理と悟った母氏は朝ごはんにそのゆで卵を食べていった。
聡太くんは本当にやることがひどい。ゆで卵もそうだが今朝はずっとピラニア状態で、わたしの手に噛みついてジタバタ暴れていた。手をめがけて飛んできて弾みでドーン！ と顔に激突する。メガネがひしゃげるかと思った。
これじゃ猛犬注意じゃなく猛猫注意だ。暴れ方がすさまじすぎる。だがかわいいので許されている。
もちろん噛めば叱る。こっちだって命がけだからだ。しかしぜんぜん響かない。「にんげんがなんかいってるなー」くらいにしか思っていないにちがいない。
そして暴れているときの顔が、「いいえ？ ぼくはわるいことなんてしていませんよ？」という顔なのだ。なんなのだお前は。
きのうの晩、聡太くんはちょっとゆるめのＵＮＫＯを出した。最初は固形のしっかりしたものだったが、終盤が少々べっちょり気味だった。飯時に読んでいる方にはここで謝っておく。
もしきょうお腹がゆるいようなら、獣医さんで注射してもらうべきか考えている。いつもの獣医さんはゆっくり効く薬を出してくれるのだが、少々強引にでも治したほうがよさそうだからだ。
お腹がゆるいと太らない。父氏と同じである。父氏はともかく聡太くんにはしっかり太ってもらわねば困るのだ。体はとても長いのに適切に太っている感じがしないのである。
猫は少々太っているほうが可愛いと思う。程度問題ではあるが、まるまると太った猫は可愛い。
チョッキンまでに元気に太ってほしい。そして鈴カステラも成長させてほしい。
きのうホームセンターで大人猫用トイレを買ってきた。さすがにでっかい。たまちゃんがずっと使っていたはずなのにでっかくてビックリした。さっき設営したので、子猫用トイレから砂をすこし入れた。使ってもらえるか様子を見ることにしたのだが、体当たりして位置をずらしたりしている。大丈夫だろうか。
たまちゃんは砂の上でなくその上に新聞紙を敷かないと用を足してくれない子だったので、小の回数もわかったし大も埋められてしまうことはなかった。なので聡太くんがふつうの使い方をすると正確な小の回数も分からないし大も砂に水分を吸われてカピカピで出てきたりする。難しい。
それからきのう、録画しておいた「漁港の肉子ちゃん」を観た。公開当時にキャッチコピーをめちゃめちゃ叩かれて炎上したアニメ映画だ。
思ったのは「原作が面白いと映像化も面白いんだな……」ということである。原作の西加奈子の小説はあまりに面白くてハッピーで「これ、悲しいこと起きたりしない……？」と思いながら読んでいた記憶がある。
まあ原作が面白くても破綻した内容のアニメ化も少なからずあるのは分かるのだが（なお藤崎竜版の「封神演義」はアニメ化されていないものとする）、それでも肉子ちゃんは面白かったしボロボロ泣いた。
もちろんこの映画の内容を不快に思う人がいるのも分かるし、小説で書かれるより映像のほうがそういうメッセージを押し出してくるので反感を買いやすいことも想像できるので、とりあえず原作を読んでほしい。原作が面白ければアニメも面白いのは保証する。
きのう聡太くんのトイレを買いに行ってうっかりパンジーの苗を買ってきてしまった。それをさきほど植え付けて玄関に飾った。録画した仮面ライダーも観た。
きょうのやらねばならないことがだんだん減ってきた。ゆっくり過ごそうと思う。