きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2022/9/28
公募の原稿いやだなあ面倒だなあと思ったのがパソコンに通じてしまったらしく、なにやらアップデートが始まってしまった。のできょうの公募用原稿の進捗は諦めざるを得ない感じだ。
昔それなりに評価された作品を大規模に焼き直して書いているので、昔はこのシーンで登場させたキャラクターをこうしてああして……と、書き始めると楽しいのだが、パソコンを立ち上げるのが面倒なのと書いている間聡太くんを放置しなくてはならないのとで、公募の原稿はどうにも億劫なんである。
公募の原稿を書くときは、午前中にワードで見開き8ページ、だいたい7500字くらい書く。集中すればさほど難しいことではない。
しかし早い時間に始めないと昼に間に合わない。しかもこのnoteを書くために11時20分くらいまでに終わらせなくてはならない。なかなかけっこうな苦行だ。
とりあえず公募用の長編小説は1年に4作を目標に書いている。20代のころは年に10作品書いてクオリティなんぞ気にせずばんばん投稿していたが、公募に投げるほどでないアイディアを丁寧にすくってカクヨムにUPしたり、あるいは架空ラノベとして処理するようになってからペースが落ちた。当然である。
どんなアイディアでも形にしてみないとどんなものなのか分からない。形にしてみるのが大事だ。そうは思うものの公募の原稿だけやっていたころより一次選考通過率は下がっている。理想はやはり公募に集中し、自分でクオリティを判断しないことだろう。しかしそれができないくらいには書きたいものが増えた感じだ。
聡太くんのピラニアぶりが高まって、ついに「ピラ子」と呼ばれ始めた。ピラ子て。かわいいものやちいさいものに「〜っこ」という言葉をつけて呼ぶのは秋田県民の特徴だが、ピラ子て。それにピラというとあつ森のピラはにわを思い出してしまう。
きょうの聡太くんは朝から鈴の入ったボールに夢中で、朝ドラを観ている間もシャランシャランとボールを転がしていた。うるさい。だが聡太くんが楽しいならそれでいいし、ついでに言うといまの朝ドラは集中して視聴するほど好きではない。
お盆に、バズったおもちゃことブンブン丸と一緒にマタタビパウダーをもらったのだが、それをさっぱり遊んでくれない歯磨きおもちゃにふりかけてみようと思っている。どんな反応をするだろうか。
鈴の入ったボールと豹柄のボールは同じ袋に入っていて、豹柄のほうはマタタビが配合されていた。それもあって鈴の入ったボールや豹柄のボールは出してきたとき、熱狂して遊んでいた。
だから買ってきたときから興味ナッシンの歯磨きおもちゃに少しでも興味を示してもらえたらと思うのだが、どうなるかはちょっと分からない。
聡太くんのおかげでできることがずいぶん増えたなあと思う。
実を言うと、わたしは昔から皿洗いが苦手だった。家族とはいえ他人が箸でつついたものを洗うのがどうにも生理的に受け付けなかったのだ。でも聡太くんの食器はマメに洗わねばならない。そして人間の食器を洗わず置いておくとペチョペチョなめる。なので皿洗いをするようになった。
いまだにどれくらい流せば洗剤が落ちているのかよく分からないのだが、とにかく潔癖で触りたくなかった食器を洗えるようになったのはすごい進歩だ。
獣医さんの問診票も自力で書いたし、できることは確実にちょっとずつだが増えている。
わたしは子供部屋おばさんだ。そして就労もしていない。障害年金をもらって欲しいものを買える程度の暮らしである。
だからずっと自分を子供だと思っていた。なので同世代の人間や自分より若い人が犯罪を犯したりクレジットカードを使っているとビックリしていた。
しかしそれがどっちかって言うと当たり前なのだよなあと思うようになった。わたしが当たり前でないのだ。
統合失調症を患わないで、ふつうに高校を卒業して就労して暮らしていればわたしもそれが当たり前だったのだろうし、全て悪いのは統合失調症である。
わたしから青春と健康と当たり前の暮らしを奪った統合失調症であるが、なんとかうまく付き合って暮らしていけたらいいなあと思っている。エンジンのついた乗り物の免許証は一生縁がないだろうし、結婚することもないだろう。子供を産み育てることもないだろう。
それでもいまの幸せが続けばそれでいいんだ、と思っているが、いずれ父氏も母氏も働けなくなる。だからその日までに、なんとか人間3匹猫1匹養える収入が欲しい。