きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2023/8/22
たまちゃんはよく口から舌をはみ出させている子だった。舌をしまい忘れたという感じだ。いわゆる「かわいい猫の画像」でもよく見る表情である。
しかし聡太くんは子猫のころからいっぺんも舌をしまい忘れた顔を見せたことがない。たぶんマズルが長いからだと思う。
マズルが長いからライオンみたいに精悍な顔をしているのだが、それが理由でベロチラが見られないのはちょっと寂しい。その代わりよく白目を剥いて寝ているのだった。
聡太くんは精悍な顔の男前なのに完全なる甘えん坊将軍である。見ていれば母氏にべったりくっついて甘えている。かわいいから許されているが暑そうだ。
きょうも異様に暑い。どうやら３７度くらいの気温になるらしい。熱があるではないか。洗濯物が乾くのは間違いないがここまで暑くなくていいと思う。
きのう、百均からイヤホンを買ってきた。スイッチにブスッと刺してあつ森を遊んでみたが、聡太くんは廊下で寝ていた。こっちに来てくれないと実験にならない。
外したあとのイヤホンには興味を示していたので、完全に興味がないというわけではないようだ。きょうは実証実験ができればいいなと思う。
百均のイヤホンなんて安かろう悪かろうの代表格だと思う。微妙に拾えていない音もあった。実証実験がうまく行ったらもうちょっとちゃんとしたイヤホンを買おうと思う。バテン・カイトスは音楽がめちゃめちゃいいゲームだからだ、少なくとも１は。
猫が毛糸玉で遊ぶ……というのは絵本の定番の描写だが、聡太くんは本当に紐状のものが好きだ。リボンのおもちゃは柄が折れるくらい遊んだが、いまも遊んでくれるだろうか。
そういえば来週月曜、ピアノの調律師さんが来るらしい。
このピアノは母氏が子供のころ買ってもらったもので、もうタケモトピアノに売っても価値はつかないだろうと母氏は言っていた。
このピアノは以前、録画した星新一短編ドラマを観ていたときに、暗いシーンで聡太くんが突然鍵盤の低いところに飛び乗り、「ぼおおおおおん」と鳴らして我が家を恐怖に陥れたピアノなのである。
そしてピアノの調律師さんというのが、とんでもない猫タラシの調律師さんなのだ。ビビりのたまちゃんを撫でることに成功したのだ、相当なものである。
去年来たとき聡太くんはまだ子猫で、「じゃあ次に来るときには別人になってるかもしれないのかあ」とおっしゃっていた。でっかくなった聡太くんをみたらビックリするだろうか。
なんだかきょう、聡太くんはやたら元気だ。廊下でジャンプして壁と戦ったり、最近登っていなかった神棚によじ登ったり、神棚からカーテンレールに行こうとしたり（これは体格的に無理なので諦めたようだった）している。
他には押入れに入ろうとした。フリーダムだ。元気でいいのだが、朝突然暴れ出したので、また虫に刺されたのでは、と心配している。
元気なのはいいのだ、健康であることは素晴らしい。しかしそれも過ぎると心配になる。きょうはじっくり様子を観なければならない。
ただ動物というのはだんだん健康になるのが嬉しくてはしゃぐらしいので、聡太くんもそうなのかもしれない。そうであれと思う。
きょうはうっかり寝坊してしまった。おとといお腹を壊して深夜まで起きていたのが祟ったらしい。いまも猛烈に眠い。
だんだんと５時半に起きなくていい生活が戻りつつある。５時半起き生活、健康的で好きなのだが。ゆっくりシャワーを浴びることもできるし。
きのうは日中も芋のようにぐったりと寝ていた。「アストリッドとラファエル」は観た。しかし眠気がすごかった。
明日はちゃんと起きるぞ、と気合いを入れている。聡太くんの朝ご飯を母氏にお願いするのは心苦しいので。