きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2024/1/30
今年の冬はなんというか春のようだ。雪はあまり降らないし降っても積もらないし、むしろ雨が降るまである。最低気温マイナス10度みたいな日もないし、そもそも真冬日があんまりない。
それでもどんよりと曇っている日が多くて、さすが日照時間最短の地だ、と思ってしまう。そりゃ若くて元気なひとからしたらこんなところ出ていきたくなるわけである。
太陽に当たらないと精神の健康に影響があると聞いたことがある。太陽は大事である。
きのうXで、明らかにメンタルの不調を催している人をタイムラインで見かけた。その人はX上かリアルか知らないが、誹謗中傷を受けたり知られたくないことをバラされたりして憤っており、他人が楽しそうにしているのに腹を立てていて、死にたくて、はたから見ていると急いで心療内科にかかって精神安定剤を出してもらうべき状況にあるように思えた。
自分も含めてみんな死んじゃえと中学から高校にかけてずっと考えていた人間としては、死にたいとちらっとでも思ったら心療内科にかかるべきなのだと思っている。その結果わたしはこうして生きているのだから。
なによりそのひとはすごく面白い小説をカクヨムにUPしていたのだ、続きを読みたいのだ。まずはなによりメンタルの安定を図るべきだと思う。
みんな! しんどくなったら無理しないで医者にいこうな! おばさんとの約束だぞ!
ところで犬がうつ病になったという話は聞いたことがあるのだが、猫がメンタルの病気になった、という話はあまり聞いたことがない。
猫は認知症にならない、という話も聞いた。実際インスタでときどき見る「ミケちゃん25歳」という動画を見ていると25歳の三毛猫がかくしゃくとして人間の朝ごはんをかっぱらおうとしている。
たまちゃんはたたんだ洗濯物におしっこをして「すわ認知症か!?」と思ったら膀胱炎と言われて薬が出て飲ませたらピタリと治ったことがある。猫は本当にボケないのかもしれない。
でもたまちゃんも寂しい思いをさせたら破壊工作に出たことはあったので、猫もきっと寂しいという気持ちはあるのだと思う。独立心があるからそれをこじらせないだけではないだろうか。
聡太くんは寂しがり屋だ。人間がいなくなると寂しがってニャーニャー騒ぐ。愛が重い。しかし人間が戻ってきても大喜びするということはない。つねにスン……である。
必要とされているなあと思うのだが、人間が戻ってきても常時スン……なので、本当に必要とされているのかは正直あまりよく分からない。そういうところが猫らしくてかわいい。
スン……のまま、当たり前に人間の膝にのっかり、ぐうすかと寝てしまう。寂しがり屋の甘えん坊なのに、「うれしい」という気持ちは出ないのだ。ただし「おやつ」や「ごはん」や「かつおぶし」という言葉が人間から発されると、とにかく喜ぶ。しっぽピーンだ。わかりやすい。
猫のあくまで自己中心的なところが野生という感じがして好きだ。人間が膝を貸すのは聡太くんにとって当たり前なのである。わたしは聡太くんにとっての当たり前なのだ。猫奴隷冥利に尽きると思う。