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きょうの聡太くん 2024/8/29


 きのう、弊noteの記事を書いていたら、そこはかとなくUNKOの臭いがして、しかしどこから臭いがするのか分からなくて「なんだ……?」となった。
 しかしふと手を見てみると、右手にべたっとUNKOが付着していた。どこでついたんだ? と思いながら手を洗い、テーブルをちらっと見てみると、UNKOをなすりつけた跡があった。
 なんてことをするんだ、と思った。位置的にスマホで文章を書くときに使っているブルートゥースキーボードも汚れているはずだ……と見てみたら、見事に汚れていた。
 それにしてもどうしたのだろう。フンギレが悪かったのだろうか。
 一般的な価値観に照らせば汚いものではあるのだが、毎日「わあー立派なUNKOしたねえ!」と褒めながら暮らしているので、猛烈に臭い以外は大して恐ろしいものではない。それにしてもなんで猫の出すものというのはこんなに臭いのだろう。ただし人間の出すもののほうがいろいろ混じったヤベェ臭いだと思っている。

ボール遊びがすき。


 聡太くんはもしかしたら退屈を持て余していたのかもしれないな、と思って反省している。
 きのう、食事を与えたあとに、キャリーでぐうたらと家庭内野良猫をやっている聡太くんにボールを投げたら、「わーい!!!!」と飛び出して走り回ったのだ。
 そりゃもう元気やる気イキイキ! といった感じであった。気分ブンブン、ブン回せ! という感じであった。
 聡太くんは元気だなあと思うとともに、ボール遊びでは人間に投げてほしいのか……とも思った。
 きっと本当は遊びたいのだ。人間に遊んでほしいのだ。こういうとき多頭飼いであれば、猫同士プロレスをして遊ぶなどして遊びたい気持ちを発散できるのだろうが、聡太くんはひとりで飼われているのでそれは無理だし、人間も猫を2匹飼う勇気はない。
 だからこれからはもっと遊んでやろうと思った。聡太くんが退屈してはいけないし、聡太くんが健康に過ごすにあたり、いっぱい遊んでやったほうがいいのだと思われる。

「おなかのほよほよ、しろいんですよ」


 これらのことを鑑みるに、聡太くんはよくひとりでくつろいでいるのだが、本当はもっとかまってほしいのかもしれない。
 ボールのなかでも特にお気に入りのやつを投げてやると、ダダダダーと追いかけて、くわえて戻ってきて、「うううー」と唸る。くわえたまま持ち運んで、ウロウロしながら「うううー」と言っている。
 これはホームセンターで買ってきた猫じゃらしを見せたときと同じ反応で、なので通称してお気に入りのボールや猫じゃらしは「生き別れの弟」と呼んでいる。
 最近すっかり「かまえ!」という行動をしなくなっていたので、かまってほしいというところに考えが及ばず、きょうも家庭内野良猫しているなあ、と思うばかりであった。本当は、子猫のころのようにいっぱい遊びたいのだ。
 そうなのだ、飼い猫は一生メンタルが子猫なのだという。そりゃあ子猫のころのようにいっぱい遊びたいに決まっている。
 鼻をちょいと触ると、眠いときは乾いていて遊びたいときは湿っている。「お鼻湿ってるね、ボール遊びしよう」となるわけだ。
 なるべくたくさん遊んであげたい。たくさん遊んで動けばキャットフードもうまかろう。

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