きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2023/1/22
今朝、母氏から聞いた話なのだが、味噌汁を煮ているとき聡太くんは台所を完全無視だったらしい。煮干しが煮えているのに、である。
しかしそのあと納豆をかき混ぜ始めたら猛ダッシュで様子を見に来たそうだ。想像するとなんだかおかしい。聡太くんは納豆が好きなのだろうか。
きょうはうっかり寝坊してしまった。起きてきたらすでに聡太くんはケージのなかで、わたしのぶんの納豆メシと味噌汁が用意してあった。まあ毎日6時50分には起きているのでこれくらいの寝坊はぜんぜんOKだよなハハハ……と思う。無事にさわやか自然百景も見られたわけだし……聡太くんは興味なしだったが。
今朝の趣味の園芸がメセン植物という話だったので超ウキウキでリアタイしつつ録画までした。しかし基本的に初心者向けの浅い内容で、「なあんだ知ってる」という感じだった。
メセン植物はとても面白いのにマイナーなので、テレビで取り上げられただけでもよしとするべきか。
わたしは植物が好きだ。いや猫noteで書く話じゃないのだが。
植物が好きで、聡太くんがくる以前は花の写真かドールさんの写真ばかり撮っていた。たまちゃんは黒猫だったので以前のスマホのカメラじゃ上手く撮れなかったし、もうヨボヨボで悲しくてたくさん写真を撮る感じじゃなかったのだ。最晩年のネット包帯を着せられたレディ・ガガみたいな姿はちょいちょい撮ったわけだが……。
以前ツイッターのアイコンにしていた、エリカラをつけられてふて寝する2016年くらいのたまちゃんが、たまちゃんの写真の最高傑作だと思う。
聡太くんはとにかく写真が撮りやすい。いろいろ面白い行動をするし、懐っこいし、こちらも猫の写真を撮るのに慣れてきた感じがある。
なのでカメラロールはだいたい聡太くんで埋まっている。他のものも撮りたいのに、つい聡太くんばかりカシャカシャ取ってしまう。
本当は玄関でポコポコ咲いているビオラとかの写真を撮りたいのだがどうもタイミングを逸してしまっている。どうしよう。
買い物から帰ってくると聡太くんはいつも出迎えにくる。といってもたいがい廊下のドアの向こうで「ぎゃおー!」と鳴く感じだ。
家族がだれか帰ってきて玄関の開く音がすると、ダッシュで出迎えにいく。これをわたしと母氏は「玄関開けたら2秒でにゃんこ」と呼んでいる。マジで2秒でくるからすごい。
聡太くんは引き戸しか開けられないので廊下のドアで止まるのだが、開けてやると猛ダッシュで玄関に向かう。帰ってきたひとを出迎えるのが聡太くんの仕事だ。
元気があってよろしい、と思う。たまちゃんは廊下でじーっと人が帰ってくるのを待っている子だったが、人間を出迎えるという結論から言えば、聡太くんもやっていることは同じである。
これを思うと猫というのは気ままなような健気なような、不思議な生き物だ。
聡太くんは自分が「聡太」だということを知っているし、おとうさんもおかあさんもおねえさん(わたし)も好きだ。食べられるものはもっと好きだ。
「そうたろう」とか「そたた」とか呼ばれてもそれが自分だと分かっている。猫は賢い生き物である。
聡太くんに定食(カリカリ、パウチのフード、茹でササミ)を出して、人間の食事より豪華だね、と笑うのが楽しい。聡太くんにはずっと元気で我が家にいてほしい。