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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2022/9/18

 きのうの聡太くんが面白かったのでちょっと書く。
 きのう、動物病院で目薬と眼軟膏をつけられたせいか、聡太くんは一日、目をぱしぱしショボショボさせていた。もしかしたら片目だけすがめる癖も治るだろうか、と思ったが、それは別に目が腫れていたからではないようで、すがめる癖は治らなかった。
 きのうの日中、聡太くんは暖かい、というか暑いところで寝ていた。熱中症を心配してオモチャで誘導して一階に連れてきたら自分の布団でスヤスヤと寝た。
 人間の夕飯にネギがあったのでケージに入れたところ、車の中で大騒ぎしたり獣医さんでいじくり回されたりして疲れたのか、ケージのなかでウトウトと船を漕いでいた。眠かったらしい。
 それから思い出したのだが、獣医さんに「アレルギー体質?」と訊かれて、聡太くんのことかと思ったらわたしのことだった。体質によっては傷が残りやすかったりするらしい。思えば小学生のときの盲腸の傷がいまだにばっちりミミズ腫れで残っているので、わたしは傷が残りやすい体質なのだろう。
 これでもだいぶ傷は減ったしとりあえず生傷はない。聡太くんも無意味には噛まなくなった。

そこは暖かいというより暑いところでは。(2階の窓際です)


 聡太くんは、きょうもキャリーバッグに入りたがっていた。いやお前、きのうそれに入って獣医さんに連れていかれてチョシマシされたじゃないの。ちなみにチョシマシとは秋田弁で「いじくる」の意である。チョす、とも使う。
 そして素晴らしいすこやかUNKOを出した。このまま検便に持っていきたいと思ったが母氏は出かけているし父氏の仕事の軽トラで行くわけにもいかない。そして日曜の獣医さんは午前中だけだ。
 明日持っていけばいいかなと思ったが明日は祝日で獣医さんはお休みである。火曜日の夜あたりに行こう、という話をしている。
 やっている時間の長い獣医さんというのはたいへんありがたい。いつもの獣医さんは5時に閉まってしまう。
 なのでいつもの獣医さんにこだわる必要はないのだが、いつもの獣医さんはとにかくフレンドリーだしリーズナブルだ。商売っけがないとも言う。
 ちょっとお薬を休み気味にしてもお腹を極端にくだしたりはしないので、ちょっとずつ良くなっているのだと思う。きのう打ってもらった注射も効いているのだろう。
 お薬をもらいに行くのはお腹がまたゆる太郎になってからでいいよね、と思っている。

「ぼかぁねむいんですよ。ざぶとんすきなんですよ」


 そういえばこの間、ドコノコに投稿したら、投稿についたコメントで初めて「ママ」呼ばわりされた。
 ドコノコではわりとユーザーである飼い主が「●●ママ」とか「●●の母ちゃん」とか、親の目線のハンドルネームを名乗っているのだが、わたしは聡太くんを産んだ覚えはないし、わたしが聡太くんのママだと父氏母氏がじぃじばぁばになってしまう。家族のなかではわたしは「おねえさん」で父氏母氏は「おとうさん」「おかあさん」だ。
 もちろん自分の子供のように可愛がるのは悪いことではないし、わたしだって結婚しないつもりで飼っている。でも「ママ」というのには違和感がある。
 でもなんとなく、はたから見てそう思われたのなら、それでいいような気もする。家の中ではおねえさんだしよその人が勝手にママ扱いするならまあそれに甘んじよう、と思う。
 きのう一人で聡太くんを獣医さんに診てもらえたことは確実に自信になった。ここから一人前の大人になっていきたい。

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