きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2024/9/17
きのうは父氏の提案で、家族3人隣町の滝のところにある道の駅までドライブしてきた。もちろん聡太くんはお留守番である。
写真を楽しくするために、Xがツイッターだったころ知り合ったぬいぐるみ作家さんのマレーバクのぬいぐるみさんを連れて行った。そしてラーメンやら滝やらと一緒にマレーバクさんの写真を撮った。「ぬい撮り」というやつだ。
聡太くんでないものの写真をこんなにたくさん撮るのは、聡太くんがきてから初めてではなかろうか。聡太くんが子猫のころ、聡太くんだけで1日に10枚以上写真を撮ったことがあったと思うのだが、それ以来たくさん写真を撮ることはあまりなかった。グーグルフォトのストレージも圧迫するし。
なお楽しみにしていた、道の駅の食堂で以前食べた山ぶどうアイスや田舎甘いうどんは、経営者が変わったのかメニューから消えており、観光地価格のラーメンをずるずるすすって諦めたのであった。
帰ってきたら聡太くんは廊下のドアの前に座って「おかえり〜」みたいなリアクションをした。
夕方買い物から帰ってきたときみたいな激しいリアクションでなくて、ああ聡太くんはお留守番ができるようになったんだなあ、と思った。
ちょうど聡太くんがピヨピヨの子猫だったころにシン・ウルトラマンが流行ったのだが、もちろん子猫だったので留守番は不可能で、それで諦めたのを思うと素晴らしい成長である。
以前映画を見にいくために父氏と聡太くんに留守番をお願いしたら父氏と激しい椅子取り合戦になって、わたしが帰ってきたら微妙にスネたような反応をした……ということもあったが、きのうは完全に平常運転であった。もう留守番させられてスネたりはしないのかもしれない。大人猫の余裕である。
ただ今回は聡太くんに早めにお昼を食べさせて11時半くらいに出かけて、2時前くらいに帰ってくるドライブだったので、もっと長い時間留守番させたらこの限りではないかもしれない。
ちょっと前にXでバズっていた猫の漫画のように、留守番させられた腹いせに人間の布団なんかにUNKOをするタイプの猫ではないと思いたい。
きのうの夜は「スポーツ珍プレー好プレー」なるテレビ番組を観た。聡太くんもボール遊びで好プレーを連発しているのだが、それはともかく。
相変わらず「おやつ食べるか?」と聞くとすぐ現れて「はやくおやつを! おやつをください!」と騒ぐのだが、食べさせてしまうと「ふふふ……ぼくはこどくをこのむおとこ」という感じで物置にすたすた行ってしまう。
寝る前にどこにいるか確認したら、物置になっている祖母が寝室にしていた部屋においた猫用のお布団の四角いやつに寝転がっていた。のんびりしておられたので無理にボール遊びに誘わないことにしたのだった。
聡太くんが遊びたがっているなら遊べばいいし、眠そうなら寝かしておけばいいのである。
聡太くんと全く関係ない余談だが、きのう遊びに行った道の駅で、鉱物を売っている露店が出ていた。
隣町は鉱山で栄えたところで、いまは都市鉱山とかいうのを頑張っているらしい。電子機器に使われた金属を回収するアレだ。
それと関係があるのかは分からないが、小さな机ひとつぶんの露店に、ラピスラズリの塊やいかにもお金持ちの家に飾られていそうな大きな水晶などといったものが並んでいて、思わず好奇心でふらふら近寄って、ホタル石のかけら3粒で600円、というのを買ってしまった。
露店のおばちゃんは「これはパワーがすごいのよ、知り合いはポケットに入れて触ってるって」とパワーストーンの面を強調してきたが、わたしはパワーストーンとして欲しかったのでなく、キラキラしてきれいだったから買ったのである。
帰ってきてスマホの小遣い帳(なんとiPhone4のころから使っているアプリだ)になんと記入したものか悩んで、結局「科学的好奇心」という名前で記入した。
それを書いていてふと、中学生のとき理科の面白い女の先生と「泥岩っておいしそうだよね」と話したことを思い出したのだった。ホタル石を飾る瓶を買わねばならない。