きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2023/11/27
きのう、大河ドラマが始まる前に、電撃大賞に投稿するべく推敲している作品(A4コピー用紙に印刷してある)をテーブルに広げたところ、聡太くんに激しく邪魔された。クリップを狙ったり紙を噛んだり、そりゃもうやりたい放題で、諦めて置いておいたら聡太くんはその上に座ってまったりとくつろいでおられた。
おやつを食べたあとでその反応である、まったく困ったやつだ。なお大河ドラマの最中におやつを要求することはなかったのでよしとする。
こんなに好奇心で突撃されるのは久々だ。なんだか面白かった。
今朝聡太くんは父氏の朝食の魚肉ソーセージにチョッカイを出そうとしてケージに入れられた。かわいそうだが自業自得というやつである。しかし結局目玉焼きの皿に残った黄身をなめさせてもらっているのだからプラマイゼロといったところか。
そしてさっき、スーパーのスイーツコーナーに置かれているケーキを買ってきて、食べようと支度をしていたら激しく興味を示してパッケージをかじっていたのでまたしてもケージに入れた。本人は「げせぬ」の気持ちなのだと思う。
今月がもうすぐ終わってしまう。そして水曜日は絵画教室なのだが天気予報が不穏である。吹雪の予報なのだ。
冬がくるんだなあ、と思う。つらい。寒いのはいやだ、灯油代がかかる。
茶の間でファンヒーターの温風がどうあがいてもわたしの背中を直撃するのだが、聡太くんはその温風直撃地点によくいる。つまりわたしは座布団を取られている。ミーアキャットが太陽に向けてお腹を出しているのと同じなのだと思う。温まりたいのだ。
そうでないときは人間の膝の上か人間の椅子の上だ。どこまでも自由なお坊ちゃんである。かわいいから仕方がない。猫がぬくぬくしているところを見るのは幸せなことだ。
たぶん聡太くんはわたしにとって永遠に「かわいいおチビさん」なのだろう。たまちゃんには抱かなかった感情である。たまちゃんはなんというか「上司」という感じだった。
最近とても眠い。たぶん体が冬眠したがっているのだと思う。そんな、クマじゃないんだから。
人間は冬眠してはいけないのだ。猫もしかりである。しかしきのう、将棋えねっちけー杯を寝転がって観ていたら、聡太くんが「よいしょ」と乗っかってきて、そのまま夢の中に引きずりこまれてしまった。
気がついたら中盤戦で、中盤戦を理解するにはわたしの棋力ではちょっと無理で、またウトウトと眠くなって気がついたら「投了図以下の解説をお願いします」になっていた。だめじゃないの。
聡太くんとお昼寝できるのは幸せなことだが、しかし温かくて程よく重たいのであっという間に眠ってしまう。困ったことである。そもそも寝転がってえねっちけー杯を見るな、という話なのであるが。
正月以来将棋指しに行ってないなあ……と思う。将棋を指したい気持ちはないわけでないのだが、毎日詰将棋を解くだけで満足してしまうのだ。いやそんなに難しいものではないのだが。
来年体調が戻ってきたらまた指しにいきたいなあと思っている。猫にすごい棋士の名前をつけたわけであるし。