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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2024/11/21

 きのうの弊noteの記事で、「運動させたら食べるか実験してみる」と書いたと思う。
 それできのうはプロットをこねながら、ボールでずっと遊んでみた。聡太くんは「あそぶの!? ほんとにあそぶの!? わーい!!!!」と鼻の頭を湿らせて、ダダダダダダダダと部屋いっぱいに走り回った。楽しくキャットケージの屋根の上や神棚に登り、カーテンにもよじ登ろうとした。
 しばらく遊んだあと「ぼくはつかれました……」と寝ていたのだが、昼ごはんを用意するとやっぱり「ぼくかりかりいらない」とやっていた。なんでじゃ。
 器を変えて少し食べ、猫用かつおぶしをトッピングしてなんとかぜんぶ食べ……という感じであった。これでは遊ばなかったときとなーんにも変わらないではないか。
 すっかり贅沢おキャットさまになってしまった。運動させてケージに入れても開けたとき「ご飯だよ」と声をかけたにも関わらず「それで?」という顔をされてしまった。完全にご飯をもらえるのは当然なので欲しがる必要のない猫になってしまったのである。

 こうなるとどこか具合の悪いところがあるのかとググってみたが、結局ぜんぶ食べているところをみると特に体に悪いところはないようだ。
 そしてきのうの人間の朝ごはんは目玉焼きだったのだが「たまごですか!? たまごですね!?」と大騒ぎしたのでどこも具合の悪いところなんてないのだ。ただ単に贅沢おキャットさまになってしまっただけなのである。
 ときどき「食べない子は病院に連れて行かれるんだよッ」と説教するが完全なるどこ吹く風である。単純にカリカリがおいしくないだけの話なのだ。
 さっきカリカリの最後の袋に手がついたので、グレインフリーのチキン味を試してみるか……? という話をしている。たしかホームセンターにあったはずだ。なんでも食べてくれるならこんな面倒なことはないのに。この贅沢おキャットさまめ。そんな面倒なやつに育てた覚えはないぞ!!!!

 人間を1匹育てた母氏に「神経質になると本猫も神経質になるからあまり騒ぐな」と言われた。それは人間を1匹育てて得た知見なので本当なのだろう。確かに神経質になるのはよくないことだ。
 しかしそんなこと言われたって神経質になってしまうのだから仕方がない、食べないと不安ではないか。なんせたまちゃんの晩年の弱り方がまさに「食べられなくなってしまう」だったので、聡太くんが食べていないと昨日書いたとおり「テロメアが短くて老化するレイ・ザ・バレル的なやつ……!?」となるのだ。
 そしてついこの間まで「おいしいおいしい……おいしいおいしい……」と残さずぜんぶ食べていたのだ、そりゃ神経質に心配するに決まっている。
 聡太くんはイヤイヤ期なのだ。人間の子供と比べればずっと簡単なのに、飼い主はずっと悩んでいる。

アゴがちっちゃい。


 食べてくれないときの救世主が猫用のかつおぶしである。これだけはあげれば必ず食べる、とおもいきやさっき残したご飯にパラパラしたところかつおぶしだけ食べやがった。なんでじゃ。
 聡太くんなりにカリカリを食べないことは怒られることだと思うのか、それともただ単にカリカリのお皿を目の前に置かれるのが嫌なのか、カリカリを残すとソファの背もたれにヨイショと移動する。ソファの背もたれは不安定なのでカリカリの小皿を置けない。このやろう、どんどん知恵をつけている。そういうシリョフンベツはいらんのである。
 賢いのは嬉しいことだがこれでは悪知恵だ。どうしてこうなってしまったのか。
 聡太くんの食事のメインディッシュはカリカリなので、食べなければお腹が空いてしまうはずだ。どうして残すのだろう。おいしくないのだろうか。なんならおいしいおいしいと食べてくれるのだろうか。わからないが最終手段として手から食べさせるというのがあるのでどうしても食べないならやってみようと思う。

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