きょうの聡太くん 2024/1/25
きょうは人間が美容院に行ってきたのでこういう時間になった。やはり美容師さんとの話題でいちばんいいのは家にいる動物の話だ。しょうもないことをおしゃべりしているうちに髪がさっぱりして整うのはたいへんよいことである。
お昼は吉野家の牛丼弁当だったのだが、持ち帰って食べるか、とやっていたら、断固牛丼には生卵をかける派の父氏が生卵を溶いた小皿をなめようと聡太くんは大変がんばっていた。
きのうＸを見ていて、プロアマ問わず面白い文章を書く人は楽しいクソツイをどんどん流してくるということに気付き、なにごともポジティブに生きねばならんなと思った。とりあえず「疲れた」とポストするのはやめようと決めたのだった。
きのうは思った以上にカシャカシャと聡太くんの写真を撮りまくってしまった。というのもタイミングよく変な顔をしているところを撮れてしまったからだ。
猫の変顔やあくびは貴重である。少々一部分切れても楽しいのでつい変顔はカシャカシャ撮りまくってしまう。その中から厳選した変顔を選んでいるので、弊ｎｏｔｅ読者の方には素晴らしい聡太くんの変顔をお届けできるのである。
イケメンの顔をしている聡太くんもかわいいが変顔しているときもかわいい。面白い生き物だなあと思う。
きのう聡太くんはずいぶんとあっさりと寝てしまった。ボール遊びもなしで、スヤァ……と寝ていた。
ちょっと心配した。猫はルーティーンの生き物だからだ。しかし思えばたまちゃんが健在だったときは特にそういうナイトルーティーンはなかったような気がする。
むしろ飼い主のほうがルーティーンの生き物になっているフシがある。様子を何度か見に行ったがずっとスヤァであった。
そして朝には元気そのものであった。心配のしすぎはよくないと分かっていても心配してしまうのだがら、この飼い主はたいへん面倒くさいのだった。
猫の水は食事と一緒のところだけでなく廊下などに置くとよいと聞いて実践している。たしかに廊下に置いた水をペチョペチョなめていることはよくあるが、聡太くんは凶暴猫なので、ボール遊びが楽しすぎて水の器に思いっきりボールをぶつけてひっくり返してべっちゃべちゃにすることがある。というかきのうやられた。
聡太くんはすごく頭のいい人の名前をつけたはずなのだが、どうも野球部とかラグビー部とかそういうノリの生活をしている。動きとしてはバレーボール部だと思うのだが、飼い主がバレーボール部員になにかと恨みがあるので野球部かラグビー部ということにしておいてほしい。
本人は「ぼーるあそびたのしいなー！」と走り回っているだけなのだが、ボールを水にドボンしたりもする。その後始末は人間の仕事だ。避けなさいよ。
きょうの人間の朝ごはんは味噌汁と白飯にたらこであった。
この味噌汁というのが、きのう聡太くんのおやつのササミを茹でた茹で汁を出汁代わりにしたもので、つまり人間は聡太くんの食事のおこぼれ、あるいは副産物、そういったものをいただいていることになる。
まさしく猫の下僕ではないか。
どうもササミというものはちゅーるよりコスパがいい気がする。細かくして冷凍してチンして食べさせるのだが、それで何日か持つし、ちゅーると違って手から食べさせられる（聡太くんはちゅーる食べるの下手くそ猫である）し、本人もとてもうれしそうにしている。しかもちゅーると違って無塩だし、そのほかの市販のおやつと違ってグレインフリーでもある。
ただ以前「ちゅーる食べるか？」と聞いたときの反応を思うとたまには食べさせてやりたい気もするのだった。