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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2023/8/26
イーホンくんから3月のライオン新刊の出荷メールが来た。春くらいからずっと楽しみにしていた。いよいよだ。そう思うとともに、今月ももうすぐ終わるんだなあという気持ちにもなっているし、3月のライオンの来年の手帳(別に買うわけではないのだが)が発売になると聞いて、今年も終わりにジワジワ近づいているのだなあ、と思う。
わたしは手帳に、その日何文字書いたかとかなにか楽しかったこととかを記録しているわけだが、聡太くんがまだおチビさんだったころ、いやいまでもおチビさんと呼んでしまうのだが、本当にちっちゃかったころは手帳など書かせてもらえなかった。シャーペンを持つ手に「ねえそれなに? それなに? おいしい? たべられる?」と襲いかかってきたからである。
それがこの間までの茶の間生活のころは、シャーペンなど見向きもせず、勝手に好きなところでスンヤリと寝ていたのだから成長というのは恐ろしい。最近はもうペンの類に興味はないのだ。賢くなったのか、はたまた面倒になったのか。
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きょうはいっぺん6時前に起きたが2度寝してしまい結局6時半に起きた。もっとちゃんとしたい。
起きてきたら母氏が「聡ちゃんがふみふみチュッチュしてたよ」と言っていた。茶の間で寝ている母氏の毛布をふみふみチュッチュしたらしい。わたしも同じところで寝ていたのに一回も見ていない。解せない。
まあわたしは茶の間で寝ているときもっぱら膝掛けをお腹にかけるだけだったので、ふみふみチュッチュしないのもしょうがないのだが、いちどふみふみチュッチュの現場を見てみたいのであった。
思えばたまちゃんは一度もふみふみチュッチュなどしなかった。そもそも母猫に甘えるという経験が乏しかったのだろう。そう思うと聡太くんは本当に飼い猫の子なのだなあと思う。
聡太くんは人間にとても甘える。人間が自分に悪いことをする、という発想がそもそもないのだ。だからたまちゃんみたいなビビりではないし、人間はみんないい人だと思って誰彼構わず甘えにいく。
幸い我が家にくるたいがいの人が、猫を嫌がらない。猫アレルギーでそもそも入らない人もいるのだが、猫をいじめようという人は入ってこないのだ。
我が家は猫にとってとても平和な家なのかもしれない。
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聡太くんが来てから、ずっとアボカドを食べるのを避けている。わたしはアボカドが大好物で、ご飯に乗せてしょうゆをかけてかき混ぜて食べるのが大好きなのだが、アボカドは猫に毒だと聞いた。聡太くんは毒だろうがなんだろうがおいしそうなら口に入れる子なので、かれこれ1年3ヶ月ばかりアボカドを食べていない。
たまちゃんは食べたいものとそうでないものがハッキリしていて、アボカドを食べようとはしなかったので、人間は安心してアボカドを食べていた。しかし聡太くんは子猫のころタマネギを口に入れようとした子なのだ、恐ろしくて食べられない。
しかし聡太くんは最近ちょっとグルメになって、人間の食べ物でも焼き魚や魚のフライにしか興味を示さなくなった。きのうはカツオのたたきを食べたのだが、聡太くんは食べさせろと騒ぐことはなかった。生魚はお呼びでないらしい。
それならそろそろアボカドを解禁していいような気もするのだが、しかしまだなんだか怖い。食べ物と認識しなくても、「なんだこれは、みたことがないぞ????」と、好奇心でチョッカイを出す可能性が捨てきれない。
そもそもなんで人間というのはアボカドやらタマネギやらブドウやらを食べられるのだろうか。なんで人間は精油成分が平気なのだろうか。猫基準からしたら頑丈すぎる気がする。
猫のように、人間が高潔に肉だけ食べる生き物だったら、こういうことを悩む必要はないのだ。わたしは、猫はとても高潔な生き物なのだと思っている。