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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2023/4/17
きょうは耳鼻科に行ってきた。もちろん飼い主が。
ドクターが陽気で面白いのでこの耳鼻科は大好きで、いや病院が好きというのもおかしいのだが、今回も「相変わらず狭い鼻だねえ……」といつものアレルギー性鼻炎の薬を出してもらい吸入をかけてもらった。
吸入をかけてもらうために吸入の席に向かったら、隣の吸入の機械でパンクスのお兄さん(モヒカン状に刈り上げて残った髪は真っ赤にしていた)が喉の吸入をかけていた。ここはクソ田舎なのでパンクスのお兄さんを見かけるのはかなりレアだ。おお、すげー……と思ってしまった。田舎者全開である。
この耳鼻科はネットで予約が簡単にとれて、予約して5分前までに診察券を機械に入れれば予約した時間ぴったりに呼ばれる。ありがたい。
帰りにきょうの昼ごはんとか晩御飯とかの買い出しをして、ふと聡太くんが頭に浮かんだ。きょうはとても寒い。家で寒い思いをしているのではなかろうかと思うとなんだか心配だったが、帰ってきたら「おかえりー!」と出迎えてくれた。
しかしなんの因果でこんなに薬ばっかり飲んでいるのだろうか。病人だから仕方がないというのが結論なのだが、もうちょっと元気になりたい。
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薬を大量に飲む飼い主をよそに、聡太くんは毎日とても元気に過ごしている。うらやましい。
そういえば、親戚の音大声楽科卒の大きいうえにいい声でよくしゃべるひとが、家のリフォームをするので我が家の近所に仮住まいすることになったとかで、きのう我が家にちらっと挨拶に来た。どうやら聡太くんは「いえのにんげんがしゃべってるひとはだいじょぶなひと」と認識しているらしく、母氏が親戚と話し始めたら「だれ? おもしろいひと?」と様子を見にいき、親戚の匂いをスンスンかいでいた。親戚はわりと動物が苦手らしいのだが、流石に実物がきて匂いをかがれれば嫌いとは言えないようだ。
小さいころから動物が大好きだったわたしには、「動物が苦手」という感覚がよくわからない。猫嫌いは実際に猫を飼えば陥落するのは知っているが、そもそも動物全体が苦手というのがよく分からない。
犬猫などの動物と暮らしたら、動物がいかに素晴らしいかよく分かると思うのだが、そもそもそうしようという発想がない人の気持ちを上手く想像できないのである。飼わないまでも動物園で「わあーペンギンだ」とか「わあーパンダだ」とはならないのだろうか。それはまた別の話だったりするのだろうか。
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きのうの「どうする家康」も面白かった。基本的に大河ドラマは娯楽時代劇だと思って観ている人間なので、「面白ければ史実をぶっちぎっていいんだよ娯楽時代劇なんだから!」というスタンスには好感が持てる。
大河がはじまる前に聡太くんにおやつを食べさせた。ササミは健康にいいかもしれないがチンする手間がかかるし、聡太くんは凍っていてもお構いなしで食べようとするのでおやつの準備はつねに戦いだ。
食べたあと、聡太くんは母氏の膝でぐうすか寝た。大河が終わったあとどいていただいたら、すっかり目が覚めたようで暗い台所で猫ビームを発射したり暗いところをばたばた走ったりした。
人間が寝るとき、聡太くんには茶の間に入っていただくのだが、だいたいそういうときは台所で猫ビームを発射している。そういうときは鈴の入ったボールを投げてやると、そのままボールの行き先に構わず茶の間に入ってしまう。いつも最終的に茶の間にボールを投げるからだろうか。ちょっと間抜けで可愛い。そういうところも聡太くんのいいところだ。