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きょうの聡太くん 2024/6/19
きのううっかり聡太くんの写真を撮りすぎた。弊noteのサムネ用と記事用の写真2枚でやめておくのがいつもなのだが、膝に乗られて肉球が可愛くて(1枚くらいなら……)とカメラを向けたらあくびをしたのでそっちも撮ってしまった。
まあ聡太くんの写真は何枚あってもいい。しかしそれすなわち弊noteに写真をねじこむ隙間を増やさねばならぬということだ。なのでたぶんきょうの記事はちょっと長くなる。
聡太くんの写真はたくさん撮ろう、とうちに来たころからずっと思っている。しかし現実問題グーグルフォトの容量をドンドコ食うので、最近はずっと1日2枚にしていた。
でも可愛くて写真を撮ってしまうのは仕方ない。カメラロールが聡太くんでいっぱいなのはなんとなく嬉しい。
聡太くんは我が子のように可愛い、いや子供いたことないのだが。目に入れても痛くない。スマホの壁紙はもちろん聡太くんだ。
それくらいなにかに愛を注げるということにすこし驚いている。
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きのうの夜いつものようにボール遊びをしてから寝よう、と物置に隠れた聡太くんにボールを見せびらかして投げたところ、ボールでなく聡太くんを見失った。
聡太くんは忍者のごときグレーなので、暗いところだと見失いがちである。どこを探しても見つからないので奥の手を使うことにした。おやつの入った引き出しを開けたのだ。
引き出しを開けて閉めて、廊下を見ると、聡太くんはトットコトットコ……と「おやつですか!? おやつですね!?」と駆け寄ってきた。違う。君がどこに行ったかわからなくなったから究極奥義が発動してしまったのだ。
聡太くんは明らかに「おやつがもらえるぞ!」の顔をしており、大変申し訳なく思いながらボールを放ってやったら「なんかちがうけどまあいいか」とボールを追いかけてくれた。そうしてようやく寝ることができたのであった。
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聡太くんはなぜかグレーのヒョウ柄のボールをたいそう可愛がっている。色合いが似ているから生き別れの弟だと思っている説が有力だが、口でくわえて前脚で押さえて後ろ足で蹴飛ばすという乱暴な遊びもするので、人間の思う「かわいい」とはまた別物なのだと思う。
このグレーのヒョウ柄のボールを見せると、聡太くんは「なんだ!?」とけっこう派手なリアクションをする。前に同じ中身のボールセットを買ったときもグレーのヒョウ柄を気に入っていた。やはり色合いが自分に似ていると思うのだろうか。
なお以前買ったやつはどこかに押し込んでないないになってしまった。なぜそうやって大事なものをなくすのだろう。
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今朝の人間の朝ごはんは目玉焼きであった。聡太くんは冷蔵庫から玉子を出した瞬間「めだまやきですか!? めだまやきですね!?」と台所にすっ飛んでいった。
流石にフライパンにチョッカイをかけたら危険なのでケージに入れたのだが、入れられている間ずっと「くわせろー!! めだまやきをくわせろー!!」と抗議の声を上げており、母氏が味のついていないところをちょっと小皿にわけてケージを開けてやると「うまいうまい……うまいうまい……」と食べていた。
人間が食べ終わったあとの食器を狙って大暴れするので、これでは当分目玉焼きは食べられそうにない。どうしてこうも玉子が好きなのだろう。
たまにおいしいものを食べるのもストレス解消になるのであろう。お腹を壊したら壊したときだ。
せっかく人間の食べ物の味を忘れてきたというのにこれでは振り出しに戻る、である。本人が満足そうなのでよしとするしかないのだった。