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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2023/9/30
なんということだ、咳をしているあいだに9月が虫の息ではないか!!!!
いろんなことが一瞬すぎてついていけない。歳をとったんだなあと思う。
体調であるが今朝は熱がなかったので、さっき風呂を浴びてきた。たいへんサッパリした。でも湯冷めすると「ふりだしにもどる」なので、厚手の寝間着に着替えて布団の中でこれを書いている。聡太くんは哀れっぽい声で鳴いていたが少し諦めがついたらしい。ただし茶の間にいると遊べ遊べと迫ってくる。
きのう、耳鼻科から出た薬を飲んだら鼻が楽になって片耳が開通した。咳も少し楽になったが相変わらず咳をすると腹筋が痛い。アブトロニクスだと思えばいいのだろうか(平成生まれの平成育ちなので……)。
呼吸も楽になったがまだ少しぜいぜいする。風邪というのは咳が出ると咳だけ長く続いたりするらしい。風邪というものを久々にひいたのですっかり忘れていた。
とりあえず風呂に入れて手の甲の点滴用絆創膏に使われていたノリが落ちたのがうれしい。
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聡太くんはここのところお利口に自分のお布団にいることが増えた。
物置から出してきたストールの上に、ピンク色のベビー毛布を敷いてあげたらご機嫌でベッドにころがっている。このベビー毛布は「中トロの海」だとわたしは思っている。だから聡太くんがこの上にいるときは「中トロに埋もれている」のだと思っている。
なんで中トロなのかというと、大好きな絵本の「ねこはるすばん」というやつに、猫が回らない寿司屋で「ちゅうとろ サビぬきでネ」と注文するシーンがあるからである。なおそのシーンの前は釣り堀に遊びに行くシーンで、「マグロ、マグロ、ぜったいマグロ!」と言って釣りをしているので、スーパーでカルカンパウチのマグロ味の箱をかごに入れるたびに「マグロ、マグロ、ぜったいマグロ!」と言っている。
猫文学ということで、隔離も長引くのだろうなと思って(そんなことはなかったのだが)青空文庫で「吾輩は猫である」を読み始めた。いや名前くらいつけてあげてよと思うのだが、死んだら戒名をつけてもらって位牌を作ってもらってお坊さんに拝んでもらうくらい可愛がられていた美人の三毛猫だって「三毛」と飼い主に呼ばれていたのだから、昔のひとは飼っている動物に特別な名前をつけようとは思わなかったのだろう。
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どうやら耳鼻科で処方された薬に眠くなる成分が入っているらしく、きのうは白目をむきながらカズレーザーが自衛隊の最新装備を見学するのを見ていた。そして途中で部屋に戻った。「葬送のフリーレン」は面白いかわからないが地上波で流行りのアニメが観られるのは貴重なので録画した。
なんだかんだ咳や鼻のせいでよく眠れなくて、きょうは5時半くらいに目が覚めた。廊下に出ていくと聡太くんがいて、「おはよう」と声をかけたらこっちの顔をみていた。
母氏が以前「テレビ体操やってると聡太が襲いかかってくる」と言っていて、母氏がテレビ体操をするところを見ていたら、聡太くんは本当に、腕にバビョンと飛びかかっていた。なんというかラピュタの実在を知ったパズーの気分だ。
わたしが構ってやらないと母氏にひっついて寝るとか、わたしが戻ってきたら袖を噛みにくるとか、猫という生き物はとても面白い。
聡太くんはきょうも朝から「ボールは友達」をやっていた。たのしそうで大変よいと思う。元気とか健康というのはとても大事だと思う。風邪をひいてそれがさらに身に染みるのであった。