きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2023/5/27
聡太くんのいるところで食事の準備をするのは危険だ。きょうはお昼に炊き込みご飯を食べようと、きのうスーパーでタケノコご飯の素を買ってきた。
それを今朝、母氏が支度していたのだが、なにやら聡太くんが叱られていて、「ちょっと助けて」と言われたので向かってみると、聡太くんはタケノコご飯の素に興味津々で、なんとか食べようとしていた。
お前タケノコご飯食べないだろ。パンダみたいにウルトラスーパーかわいいのはわかるのだが、タケノコご飯は流石に食べないだろ。そう思ってしばらく抱っこしていたら激しく噛まれた。
思えば聡太くんは生米に興味を示したり空になった炊飯器の釜に入ろうとしたりする。あんまりそういうことをすると「おにぎりくん」って呼ぶぞ、と思う。
しかしツイッターで流れてきた、おにぎりのように顔をポフポフされてご満悦のハチワレ猫さんを見て、聡太くんでもできないかポフポフしようとしたら激しく噛まれたので、聡太くんはおにぎりくんではない。
茶の間で原稿を進めていたら、なにやら台所でガサゴソ音がした。またなにかやっているのか、と見にいくと、聡太くんは新聞の料金を払うとおまけにもらえる古新聞を入れる紙袋に入っていた。最終的には紙袋の持ち手に首が引っかかっていた。なんてマヌケな遊び方だろうか。
きのう新聞の集金のおばさんが来て、集金のおばさんは我が家に猫がいることを知っているので、ドアを閉めてくれた。聡太くんはてってけてってけとしっぽを膨らませながら集金のおばさんの匂いを嗅ぎにいき、おばさんは「またね」と言いながら聡太くんを見ていたので、「ほらバイバイして」とわたしも聡太くんに言った。よくよく考えたら完全に幼児に対するセリフである。
聡太くんは愛されているなあと思う。たまちゃんは人が来てチャイムが鳴ると隠れてしまう子だったので、我が家に人が来たときの聡太くんのリアクションを見るのが楽しい。
ただこれを宗教のおばさんにもやるのだろうかと思うと、なんだか怖いような面白いような妙な気分である。まあ宗教のおばさんが来たら「うちはそういうのは断ってるので」一択で、対話しようとはしないのだが。
きのう、紙推敲をするべく、ちょっと前に書き上げたものを印刷した。いただきもののプリンタを使ったのだが、このプリンタというのがインクの減りの早いプリンタで、しかも引き出しを開けて紙を入れねばならず、ちょっと不安だったのだが、インクも持ったし紙の継ぎ足しもさほど面倒でなかった。
で、印刷したものを確認するべく、原稿を見ていたら、聡太くんが「それをみるな。ぼくをみろ」とばかりに乗っかってきた。「これこれ」と言ってどかしたが、紙へのチョッカイは続いた。お前という子は……と思ったが、たまちゃんもこういうことをした気がする。
猫は注目を浴びたい動物である。家族で話していればそれに割って入るし、新聞を広げて読んでいると邪魔してくる。そういうところもまた愛おしい。
ちなみに原稿だが、「ちょっと前の自分、わりとおもしれーもん書いてんじゃん」となる内容で、ちょっとだけ「バチクソ・オモロ・ノベル」であるという自信が出た。ガガガに投稿してダメなら来年の電撃に投稿、それがダメならカクヨムにUPしようと思うので、なにとぞよろしくお願いしますである。
というか自分の原稿を「バチクソ・オモロ・ノベル」と言えるのは久しぶりだ。自信を持てる作品をしばらく書けていなかったので、推敲が楽しくてしょうがない。
これからもずっと聡太くんを養えるように、頑張ろうと思う。