きょうの聡太くん 2024/8/17
最近聡太くんはずいぶんとお腹の調子がいい。たぶんたくさん食べて体力がついたのではないだろうか、というのが我が家の見解である。
ちゃんと動物病院に行ってワクチンを打ったから、痩せていることにも栄養が足りていないことにも気づくことができたわけで、そこは動物病院様様だし自分のダメな飼い主ぶりに腹が立つわけだが、まあそれも聡太くんの猫生で最初の3年間の出来事である。これからの長い猫生を生きていけば、あんなこともあったね、と笑い話にもできるのだろう。
お腹が丈夫である、ということは、体力がついた、というのも大きいのだ、という話に戻る。
人間だってお腹を壊すのは弱っているときではないだろうか。たとえば冷たい流水麺のそばやうどんばかり食べているときとかがそうだ。そういうときに冷房の効きすぎているところにいるとお腹を壊す。やはりちゃんと食べて体力をつけるのが大事なのだなあとしみじみ思う。
きのう、聡太くんは玄関の靴箱の上で昼寝して、完全にハッハしていた。鼻をピクピクさせてお腹を激しく上下させていたので、「そこにいると熱中症になるぞ」と、抱えて茶の間に連れていった。
どうして暑いところにわざわざ出ていくのだろう、と思うのだが、それは猫だから仕方がない。猫は暖かいところが好きだからだ。
でもそこは暖かいのではない、暑いところなのだ。なんでそんなことをするのだろう。
もしかしたらサウナー的に「ととのう」のだろうか。なんにせよそういうことはやめてほしい。お利口に涼しいところにいてほしいと思う。
聡太くんは最近よくソファを人間ひとりぶんくらい占領して寝ている。きのう、テレビを見ていてテーブルのうえのリモコンを取ろうと立ち上がったら、「座っちゃだめだよ」と母氏に言われて、ふと見ると聡太くんがさっきまでわたしの座っていたところに\デン/と寝ていた。
聡太くんは体つきが大きいので場所を取るのも激しい。いっちょまえに人間1人ぶんくらいの場所を取るのだから困ったやつだ。
暑くても母氏には抱っこを要求にいく。なんなのだお前は。かわいいからすべて許されるのだが。
Xの朝ドラ垢のおすすめ欄に、朝ドラのタグでアンチの人のポストが流れてきた。
きのう、朝ドラでは結婚後も同居したいという主人公の弟とその恋人が家にやってきて、しかし主人公の同級生で兄嫁である花江ちゃんは自分がお姑さんと暮らしたときを考えると同居したくない、という話を家庭内裁判する、という展開だったのだが、流れてきたアンチの人のポストはそれについて「家族裁判とか言って花江ちゃんをみんなで叩いてるだけじゃん」という話だった。
そんなことはないと思うけどなあ、と思いつつ、この「嫌いなのに毎朝視聴して文句を言う」という朝ドラアンチの人の習性は「猫がわざわざ嫌な匂いのするコーヒーの匂いを嗅ぎにいってそのたびサカサカする」というのに近いのでは、と思った。
猫だって朝ドラアンチと一緒にされたくはなかろう。しかしやっていることは一緒だ。
朝ドラではないが、高校野球を観ていたら応援のブラバンの曲で大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のオープニングを演奏していてワクワクしてしまった。「鎌倉殿の13人」はいいぞ。聡太くんは2022年5月8日、壇ノ浦合戦の回の日にやってきたのだ。一生忘れないと思う。