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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん及びヘドロ飼い主 2023/12/31

 きのう年末なので大掃除をした。掃除なんて年末にしかやらない父氏が掃除機をかけまくったのだが、聡太くんは父氏が掃除機を停めた瞬間「フーッ!」と激怒していた。
 聡太くんはたまちゃんよりちょっと短気なのか、わりとよく「フーッ!」とか「シャーッ!」を見る気がする。それに玄関チャイムが鳴ればどうせ怖がるくせに玄関に出ていくので、それで「フーッ!」とか「シャーッ!」を見る機会が多いのかもしれない。
 そしてたまちゃんは短いしっぽだったから分からなかったが、聡太くんはビックリしたり怒ったり怯えたりするとしっぽがタヌキのごとくブワーっと膨らむのだった。なお話しかけるとしっぽをパタパタするので、「しっぽくん」というニックネームをつけられてしまった。
 きのう聡太くんは掃除機にビックリしたせいか、UNKOをしなかった。この間獣医さんに連行したときもしなかったので、どうやらビックリするとお腹もビックリするらしい。変わった体質である。やっぱりお腹が弱点なのだ。
 今朝母氏が起きてきたときにモリモリ出したらしいので、まああまり心配しないようにしようと思う。しかし2日には「フーッ!」の相手である叔父上と青年1号が遊びにくるのだが大丈夫だろうか。

「おんぷうちょくげき!!」


 聡太くんが布団代わりに使っている、キャットケージの上の座布団がずいぶんぼろっちくなっていた。人間が使っているものと同じタイミングで買ったものなのに、白っぽく汚れている。
 それを見て、いやいつから置いてあるものなのかは忘れたのだが、「今年も終わるなあ」と思った。そう、きょうは大晦日である。そして今朝も6時起きしてしまった。明日の元日こそ昼まで寝てやろうと思うが、しかし20代のころと違って昼まで寝る体力がないのであった。無念。
 2回目になるがきょうは大晦日である。果たしてあつ森の「2024」の花火まで正気で起きていられるかちょっと自信がないのだが、まあ餅を買いに行くついでにマウントレーニアのエスプレッソかなんかを飲めば大丈夫だろう。
 今年もいろいろなことがあったなあと思う。聡太くんは大人猫になり、怠惰にずっと寝ているばかりになった。
 特に激しい悪さはしなかったが、イモムシツンツン事件という恐ろしいことも起きたし、肺炎になって2日連続で一発千円の注射を打ったりもした。なかなか忙しい一年だったように感じる。
 果たして紅白を観ているとき、聡太くんは「にんげん、ねろ!」と噛んでくるだろうか。
 余談なのだが、中学のころクラスの男子が語っていた武勇伝で、「大晦日に姉ちゃんと紅白を見ながらミカンを箱から食べていたら一晩で一箱平らげてしまい、全身真っ黄色になって病院に担ぎ込まれた」というのがあって、毎年大晦日のたびに思い出してクスッと笑っているのであった。

 というわけで今年ももう終わりだ。一瞬だった。
 明日はきっと「今年も残すところ364日」とか言って弊noteを更新するのだろう。明日からの新しい一年も、聡太くんと楽しく過ごせたらいいなと思う。
 聡太くんのハゲが治ってきたと思ったら気のせいだった。もうちょっと様子を見て直らないようであれば獣医さんに連行して飲み薬だ。どうか来年はワクチンだけで済みますように、と思っていたが無理そうだ。
 カレンダーというのは人間が作るものだ。猫は「さいきんなんかさむいねー」とか「なんかあったかくなってきたねー」とかそういう感覚しかないのだと思う。
 それでも1年経てば1歳歳をとる。猫の一生は人間のそれよりずっと短い。エルフと人間くらいの差があるのだと思う。
 だから、1日1日をひたすら大切に生きたい。なんにもない日など存在しないと、たまちゃんと聡太くんは教えてくれた。

うつくしいシルエット。


 それはそれとして、来年はもっといろいろ写真を撮りたいので、弊noteのために撮る聡太くんの写真の枚数を減らそうと思っている。食べ物とか花とか、撮りたいものがいろいろあるので。UPできそうならこちらにもUPするし、聡太くんがなにか面白いことをしていたらたくさん撮るかもしれない。なにとぞよろしくお願いします。

 よいお年を!

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