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きょうの聡太くんとプレイバックたまちゃん 2023/1/26

 まずは懺悔したい。
 きのう、このnoteに「ホットカーペットをつけて出かける」と書いたはずだが、慌てて出たので忘れてしまった。エアコンはつけていたが、聡太くんは寒かったはずだ。帰ってきて謝ったらすさまじい力で腕を噛まれた。ガリガリ噛まれた。
 というか聡太くんは寂しかったらしく、噛まれてから少しして昼寝に誘ったらつきあってくれた。聡太くんに寂しいという感情があるのをハッキリ認識したのだった。
 それから絵画教室の白黒の子猫は「カリメロ」という名前になったそうで、相変わらず悪いことばかりしていて、先生はいっとき育児ノイローゼみたいになったらしい。植木鉢の土の上にはトゲトゲの猫よけマットが敷かれていた。カリメロくんは一瞬たりともじっとしていない子だそうで、その挙動に小さいころの聡太くんを思い出した。
 カリメロくんも手足の大きな子で、巨大猫になるだろうということだった。かわいいのだが油絵の具を出すのでケージに入れておかねばならない。カリメロくんは哀れっぽい声を出してケージから出してもらおうと頑張っていた。
 どこの猫も一緒である。

外が気になる。


 聡太くんをみていて、ああ男の子の顔をしているなあ、と思う。
 子猫のころはまんまるだった顔が、すっかりシャープな顔になっている。まんまるも可愛かったが、人間だったら劇場版テルマエ・ロマエにローマ人役で出られそうないまの濃ゆい顔もかわいい。
 性別で顔に差が出るのがここまで顕著だとは思わなかった。たまちゃんのまんまるのお顔を思うと、聡太くんはやはり顔立ちクッキリのイケメンである。
 絵画教室でいま描いているのは我が家に来た次の日の聡太くんの写真をもとにした絵である。まんまるでふわっふわだった子猫が、いまじゃ武田信玄みたいな顔をしている。成長というのはやはりすごい。
 首輪は嫌がってもしばらくつけっぱなしにするといいそうなので、ちょっとやってみっかな、という気になっている。ただ危なくないところで始めねばならないだろう。
 聡太くんは高いところが好きだ。煙と猫となんとかは高いところが好き、というやつである。聡太くんが来る前に「子猫ってどんな生き物だ?」となって調べたら「高いところに登らせてあげましょう」と書かれていて、それをメモしてあったのを見つけたので、高いところに登っていいよ、と思うことにした。神棚をキャットタワー代わりにするというのもおかしい話なのだが、拝む人がいないから問題なかろう。

「にんげん……あたたかい……」


 なんというか、もうすっかりお兄さんになったせいか、聡太くんのツイッターでの呼称を「子猫氏」から「猫氏」にしてもいいかもしれない、と思う。いちおう3月20日までは子猫なのだが、それにしたってもうすっかりお兄さんだ。それでもときどきふと子猫の顔をする。かわいい。
 ツイッターで子猫氏と呼んでいるのは名前の元ネタのひとについて検索されたときひっかかったら困るだろうからだ。いや引っかかるか分からないけれど。
 おでこの文字はMからWになり、いまではすっかり解読不能である。成長というのはすごい。スクスクと竹のごとくでっかくなる。

 きのう、絵画教室に行ってきたわけだが、確かに不要不急の外出は控えたほうがいい天気だった。
 メガネがすごい勢いで曇るし、顔に雪がバチバチ当たってメガネに積もるし、確かに最強寒波という感じだった。マスクもベシャベシャだ。
 おかげさまですっかり風除室のビオラやパンジーがしおれてしまった。家に入れたかったのだが、聡太くんが掘り返すのがほぼ確定だったのでできなかったのだ。そして聡太くんの力では入れないところはだいたい風除室と同じくらい寒い。
 おのれ最強寒波。しかし冬来りなば春遠からじという言葉もある。我が家では2月1日が寒さのピークであるという説が有力である。
 春にビオラ復活するといいな〜!!!!

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