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金澤流都
2022年8月31日 11:56
夏が虫の息になってきた。明日からテレビでは冬タイヤと暖房器具のコマーシャルが始まる。秋田県の夏はやたらと短いのだ。こたつ一つで冬を過ごせる東京がうらやましい。 我が家にはこたつがない。ないことはないが物置の奥で行方不明になっている。大昔いっぺん出してきたが、たまちゃんは興味なしだった。ちなみに天板の裏側の、麻雀に使う緑の部分はだいぶ擦り切れていた。父氏が使っていたらしい。 こたつがあったら聡
2022年8月30日 11:57
母氏によると、きのう聡太くんはピアノ調律の様子をずっと見ていて、調律師さんが気づいて見るとすっと隠れ、作業を再開するとまた見て……というのをやっていたらしい。 調律師さんはとんでもない猫たらしのようで、最終的に首の周りを軽く触らせるところまで聡太くんを手懐けていた。聡太くんが初対面の人間に触らせるところを初めて見た。 調律師さんに、前の猫はいつごろ亡くなったんですか、と訊かれて、「2月に、腫
2022年8月29日 13:48
ヘドロ飼い主であるわたしは、きょう美容院に行ってきた。朝イチで馬鹿でかいスーパーに併設の美容院にいくのだが、いつも早く開くスーパー側から入ってきて待っているルール違反の人たちがいて、この間母氏が行ったらルール違反のひとと待っていた人が喧嘩していたという。このルール違反の人を我が家では「横入りババ」と呼称しているが、それはともかく。 早い時間に専門店街のドアで待っているとき、奥をみるとスーパー側
2022年8月28日 12:11
きのう、聡太くんがいつものボールで遊んでいたら、たまたま戸棚の下に押し込んでしまった。 物差しを戸棚の下に差し込んで取り出してやると、また楽しそうに遊び始めたが、数分もしないうちにまたなくしてしまった。さっき押し込んだのと同じ場所をスマホの懐中電灯機能で見てみると、どうやらまたここに押し込んだらしい。ずいぶん奥だなあと思いながら物差しで取り出したら、それは聡太くんのボールでなく、我が家の七不思
2022年8月27日 12:13
聡太くんはいままで、廊下を走って玄関に行ってしまったときとかに、キャットフードの入った棚を開けると何かもらえると勘違いして戻ってくる、食欲第一の子猫をやっていた。 しかしあまりにその「キャットフードの入った棚を開ける」という作戦をとりすぎて、簡単に騙されなくなってしまった。どうしたものか。そう思っているのとほぼ同時に、先日書いたとおり鈴の入ったボールをプレゼントしたところ、超熱狂して遊ぶように
2022年8月26日 13:00
すっかり秋みたいな天気になってしまった。薄曇りで涼しい日が続いていて、朝起きるのがおっくうだ。 聡太くんもよく寝ている。鈴の入ったボールが好きすぎて息切れするくらい遊ぶので、寝ているときはひたすらぐっすり寝ている。きのうなんか父氏が帰ってきたのに気づかなかったくらいだ。 聡太くんは大きくなって、我が家に来たときに買った猫の布団がきゅうくつになってきたらしく、人間の膝だったり先代もよく寝ていた
2022年8月25日 12:35
聡太くんが投げるおもちゃへの興味を失ってしまったので、ホームセンターにキャットフードを買いに行くついでに、おもちゃのコーナーをみて鈴の入ったボールというありがちなおもちゃを買ってきた。 それを、きのう人間の夕飯どきにホイと与えてみたところ、ものすごく夢中になって全力でチリンチリンと転がして遊んでいた。めちゃめちゃ楽しそうだ。メッシュ状になっているのでくわえて運んだり、転がして追いかけたり、頂き
2022年8月23日 11:54
聡太くんが「投げて遊ぶ」ことに不信感を持ち始めた。 毎晩寝る時、茶の間のほうに誘導するためにおもちゃを茶の間方向に投げてドアを閉めるのだが、きのうおもちゃを投げてやってもすぐダッシュせず、しばらく観察してからすたたたたーと歩いていった。どうやら「これを追いかけると明かりが消えて人間がいなくなる」ということを理解し始めたらしい。 ぐぬぬ、賢い猫ちゃんめ。投げて遊ぶおもちゃへの不信感を払拭するよ
2022年8月22日 11:31
朝から生傷を増やしてしまった。朝ドラが終わって、人間がいろいろ動いているうちに、聡太くんが「たのしいプロレスごっこ」を始めてしまったのだ。ねこちゃんホールド(前脚で人間の腕にしがみつきかじりながら後ろ足で蹴る必殺技)を発動して、わたしの腕を噛んだり引っ掻いたりする。流血した。痛い。 ただでさえチョコレートを食べたら銀歯がとれたというのに、これでは泣きっ面に蜂ではないか。子供のころからずっとお世
2022年8月21日 12:17
きょうも聡太くんは「たのしいプロレスごっこ」をやめてくれる気配がない。おもちゃを見せればいったんやめるものの取り上げるとまた人間を凶器攻撃してくる。 そして暴れ疲れるとパッタリと寝る。変なポーズで、白目で寝る。かわいい。 聡太くんに運動神経で勝てる人間は我が家にはいない。まあ猫に運動神経で勝とうというのがそもそも間違っているのだが、とにかく聡太くんは我が家の王様である。ただし父氏はそれなりに
2022年8月20日 12:17
毎晩、家族が寝静まってから、聡太くんとわたしの攻防が始まる。 まずわたしが廊下の灯りをつけ、茶の間や台所の灯りを消す。廊下のドアを開けると、聡太くんはダッシュで玄関に向かう。 そこで、なにかおもちゃを投げて、聡太くんを廊下のドアのむこう、茶の間のある区域に走らせる。そこで廊下の灯りを消しドアを閉める。 それだけのことがとても難しい。聡太くんがオモチャに飽きていたら投げても反応しないし、玄関
2022年8月19日 12:35
きのういつもの獣医さんにアドバイスされた通り、聡太くんの股間をつついてみた。なにやらプニプニしていたが、別のタイミングでつついたら手応えがなかった。 果たしてこれでタマタマが降りてきていると判断してよいのだろうか。分からないのでもうちょっと様子を見てみることにする。 母氏が同僚から、チョッキンをお願いする獣医さんがどんな感じか聞いてきてくれた。けっこう丁寧に診てもらえるらしい。いつも聡太くん
2022年8月18日 13:36
聡太くんのお腹の薬をもらいに獣医さんに行ってきた。いつもの薬を出してもらって、ちょっとだけチョッキンのタイミングについて相談した。 男のシンボルがぴょこぴょこ出てくるのはチョッキンのタイミングとは関係ないらしい。どうすればタマタマが袋に収まっているか確認できるか聞いてみたところ、「触ってみて」と言われた。ので、家に帰ってきてから「触らせて〜」と言いながら聡太くんを追いかける変態になってしまった
2022年8月17日 12:37
聡太くんが禁断の扉を開いてしまったかもしれない。 きのうの人間の夕飯はホッケの干物だった。それにあまりに興味を示すので母氏がしょっぱくないところをほんのちょっと聡太くんに食べさせたところ、「これはおいしいものだ」と理解してしまったようで、骨を強奪してバリバリ食べた。 まあ骨はほんのちょっとだったので吐くなどはせず、それ以上の盗み食いを許さないためにケージに入れた。 しかしそのとき開いた禁断