花の名残り
東京茶丗SOUです。
皆さまに東京茶の美味しい淹れ方をはじめ、
お茶にまつわる四季折々のお楽しみ情報等を配信しております。
お付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします。
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Vol.11/ 令和二年四月
東京では観測以来、最も早い開花だった今年の桜。
季節はずれの降雪で「花隠し」とも言われる桜風景も情緒溢れる美しさでした。
そのように不規則な自然美に赴くのも日本人独特の感性でしょうか。
茶の世界にも来春の喜びを表したお茶があります。
八重桜を梅酢と塩漬けした「桜湯」は「桜茶」とも呼ばれ、
お祝い事の席でよく差し出されます。
例えば、
結納の場や結婚式の控室でご両家に、
または、お茶会や祝賀会の待合の席など。
ふんわり香る桜と甘しょっぱさがマリアージュした桜茶は、
まるで相伴に与る人の心を映し出したよう。
淡いピンク色の桜が嬉しそうに咲いて見えます。
桜茶以外にも、おめでたい席に一役担うのが「茎茶」。
耳馴染みのある「茶柱が立つと縁起が良い」ことや、
茶の木がしっかり根付くことから「揺るぎない愛」を表すなど、
人の心によりそう多様なストーリーが反映されてきています。
飲みやすいお茶でもあることから、引き出物やギフトにもお勧めです。
さて、桜に話を戻すと、煎茶でも桜葉の香りがする品種が開発されています。
香料ではなく、自然に発生する香りというから驚きです。
静岡茶や狭山茶ではすでに商品化されているので、
東京茶でご紹介出来る日も近いかもしれません。
今年はお花見だけでなく、卒業式や入学式などの行事も
縮小や中止を余儀なくされました。
こんな時だからこそ、茶碗の中で桜を満開に咲かせてみてはいかがでしょうか。
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【丗SOUインフォメーション】
新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、
当社は3/30(月)よりリモートワーク業務に移行しております。
しばらくの間、ご不便をおかけするかと存じますが
ご容赦のほどよろしくお願い申し上げます。
一刻も早くウイルスの終息を祈念すると共に
皆さま方には、ご自愛のほど重ねてお祈り申し上げます。
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