毎年食ってたキノコが実は毒キノコだった件
へいへいフォロワー元気?
私は元気です。毎年毒キノコ食ってたことが判明したけど私は元気です。
さて私が人生初めて note 機能に頼るに至った経緯を時間がない人のために三行でまとめよう。
・二次創作のためにキノコ調べてたら
・毎年のように食ってたキノコが毒キノコと判明
・スギヒラタケ (別称有)は食うなフォロワー
なるほど分からんという人やkwskをしたい人はスクロールどうぞ｡でもぶっちゃけ 『スギヒラタケ』 でググった方が早いし中身のある情報が得られるぞ農林水産省とかも注意喚起してくれてるぞ。
さらにこの記事は読んだ人の記憶に残るであろうインパクトを優先するので平易な文章とこういうノリで進むぞ｡ 人に伝わりやすく、かつ記憶に残らねえとマジで意味がねえからな。 不快感を感じた人や真面目に危機感を持って調べたい人はこっちを閉じてすぐにググっておくれ。 警告はしたからな。
2023年2月18日22時
私はオタクである。 ささやかな二次創作をするタイプのオタクである。 文章で分かると思うが頭の出来が悪く浅学なので創作のためのネタを捻りだし文章を作るのにいちいち日本語の意味や事象について調べなきゃならねえオタクである。 そしてたまに調査不足で有識者にコメント欄で叱られる。 そんな悲しいオタクである。
そんな私は2023年2月18日22時ポチポチスマホで検索をかけながらポチポチ文章を打っていた。 検索内容はキノコについてだ。書いている小説にほんのちょっと､ 小ネタに程度にキノコの名前を使いたかった。 市場に出回らないタイプの食用キノコについて知りたかった。 しかし私は遠い親戚からたまにもらったキノコを名前も記憶に刻まないまま 「 キノコ オイシイ 」 と食べるだけの生き物だったので市場に出回らないキノコの知識はほとんどない。とはいえ本当に小ネタ程度にしか使わないので詳しい知識がなくても無問題。作品はほとんど出来上がっており、あとは空いているカギカッコの中に適当なキノコの名前を埋めるだけ。幸いグーグル先生はすぐさま市場に出回らないキノコの写真付き記事を出してくれたので差なく作品は完成した。
よっしゃ相互とのもくり(会話用アプリ)の時間に間に合った。
そんな時ふと思い出したのは、 実家で毎年貰っていた名前を知らないキノコのこと。
そのキノコは白くて薄っぺらく、 多少の大小はあるものの大きさはアサリの貝殻くらい｡
遠い親戚から毎年いただくそれで作る味噌汁は物心つくころから私のお気に入りで、そのキノコの時期になり我が家で味噌汁を作るとなると高確率でおかわりして食べていた。 キノコの味自体が濃いわけではなかったが(たぶんそれは山の土とか天気にもよるんだろうけど) 味噌汁にいい出汁が出る｡ おひたしでも食べていたはずだけど、お味噌汁が本当に好きで確か小学校の宿題で『おうちでご飯とお味噌汁を作りましょう!』 という課題が出た時はそのキノコの味噌汁を作ったなあ。 初めて一人で作ったお味噌汁はちょっとしょっぱくなっちゃったなあうふふ。 そういえばお母さんは野菜炒めにも入れてくれたなあ。おいしかったなあ。そういえば寒い時期に食べてたはず。 久々に食べたいなあ。
そして検索思い出の白いキノコ。名前が分からないのでビジュアルで検索するっきゃねえ。
だが大丈夫だ私が何年あの白いキノコを食い続けたと思ってる!特定なんて余裕だぜ!
おっとこのキノコがサイズも色形状も一番似てるな!
これは一体なんだ!
『スギヒラタケ 毒性あり』
うーん……ビジュアルは似てるけど違うな!
さすが中毒の多いキノコ業界だ私が食ってたキノコと瓜二つ!瓜二つっていうかもうそれそのものだけど毎年食ってたキノコだもんないくらなんでも毒キノコのはずがねえ!
しかし他の白いキノコを探してもそれ以上に似たキノコは見つからない。
そんな中発見した農林水産省のとあるページ 『スギヒラタケは食べないで!』。
そこにあったスギヒラタケの“地方での別称リストにあった名前 『スギワカイ』。
……あれ?なんか実家で聞いた覚えがあるようなワードだな。 たしか食材の名前だったはず。
………………いやいやいやいやまさかなそうだ同音異義語の別の山菜に違いない。
実に紛らわしいな改めるべきだ。
でも一応マザーにライン。
私 「お母さんスギワカイって呼んでたのってキノコ? 白くて平べったい」
母 「そうだよ」
嘘だろ母ちゃん。
私 「あれ食っちゃだめなやつだスギヒラタケだ｣
とりあえず農林水産省の例のHP リンクを送信。
私 「別名スギワカイって呼ばれてるの見てもしかしてって思った味噌汁とかでめっちゃ食ってたじゃん
誰も中毒症状起きてないからよかったけど」
母 「? たぶん 今冷蔵庫にあるよ」
嘘だろ母ちゃん!!!!!!!
中毒になったら急性脳炎らしいぞ母ちゃん ! ! ! !
仔細を説明し明日の味噌汁に入れるのを中止してもらいその後のもくりで相互に恐怖をシェア。
その日の作品にはキノコ情報を追記してせめて読んでくださった方に被害が出ないようさらにシェア。
2023年2月19日11時
もくり終わったのが AM2時くらいだったので起きたのは昼前。開いたスマホに入っているコメント通知。
以下いただいたコメントの略
「そのキノコ､ 上野の毒展で見ました」
「この間行った毒展で昔は食用だったけど今は毒があるって分かったから食べないでって注意喚起されてました｣
都会の展示会デビューしてんのかよスギヒラタケさん。 中毒の原因が何かわかってないけど食べちゃダメってレベルの認識だったけどもう毒キノコって紹介されてんのかよ。じゃあもうそれ毒キノコじゃん毒に並んで展示されてるもん。ていうか是非田舎でやってくれその展示。
妹と 「あれ美味しかったのにね」 と電話で話してスギヒラタケ味噌汁を想いながらちょこちょこ関連記事を検索。
ざっくり言うと平成15年までは食用としてたらしいけど、 それまでに出てた中毒患者の皆様の症状にスギヒラタケの成分の関与が疑われているらしい。 毒性のある具体的な成分等は明らかにされていないけどリスクがあるのでそのまま毒キノコとして関係省庁で注意喚起してるっぽい。 その後シアンが云々とか読んだけどとりあえず頭のめちゃいい研究職の人が調べても原因究明しきれて
ないの怖すぎると思いました(作文)。
もしかしなくても私みたいに知らないまま食べて、 スギヒラタケの中毒と疑われないまま治療に入るに至った患者さんもいらっしゃるんじゃないかな。 怖。
でもとりあえずついったで騒いでたし作品見てくれた人には拡散できたよね。
これで十分だよね我が家みたいに知らずに食い続けてた人なんてそうはいないよねハハハ。
そう思っていた時期もありました。 (フラグ)
2023年2月20日
相互からのリプ 「わたしもめっちゃ食べてたよ! 怖!」
(ﾟωﾟ)
相互におったわ知らずに食ってた人。
相互からのリプ 「冷凍庫にもあるかもしんない!」
そうだ前うちでも冷凍してたわ。
「むり 怖すぎ ノートに まとめよ」☜今ココ
素人キノコは怖いってテレビでも何度も言われてるだろって思うかもしれないけど山菜やらキノコやら貰いながら生活する系の田舎家庭で年齢一桁の時から食べ続けてたキノコが実は毒キノコとしてカウントされてますだなんて思わないだろフォロワーそうだよなそうだって言ってくれフォロワー
天然キクラゲすげえうまいんだよフォロワー
スギヒラタケは名前だけで検索かけるとウィキペディアさんが毒キノコと情報出してくる。昼休みに少しだけ調べたけど、中毒症状の出る出ないは色々条件があるという見解であるとのことで、きっと今も調べてくれてる研究者さん達がいらっしゃる。
100%中毒症状出るわけじゃないんだ？なーんだと思う人もいるかもしれない。実際何年も食べ続けてきた我が家の人間は誰も中毒症状らしき症状は出なかった。
だけど中毒症状出てからじゃ遅い。
実際関係省庁は安全性が確認できてないから食べないでとお知らせを出している。そちらに思うことがある人がいるかもしれないし、あなたの周りに「大丈夫だから食ってみろ！ほら！大丈夫だったろ？」っていう人もいるかもしれない。
だけどそう言う人は、それが原因であなたやあなたの大切な人に中毒症状が起こっても責任とってくれるわけでも元に戻してくれるわけでもない。
今まで大丈夫だったからって、次も大丈夫だとは言いきれないよ。だから自分で判断して、あなたとあなたの大切な人を守ってね。
拙い殴り書きのような文章だけど、私は私の好きな人を守りたいので大急ぎで文章を打ちました。
こちらの記事をシェアさせていただきます。
乱文失礼いたしましたたぶん後日修正します。
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