見出し画像

コードネームさえあれば伴奏がつけられる>苦手な人へアドバイス

一段楽譜でメロディーにコードネームがついたものさえあれば
どんな曲でも伴奏がつけられる。
でも、コードネームを見てもできない、弾けないという人に簡単な方法をお知らせします。
簡単と言っても、自由にできるようになるには
工夫と努力は必要です。

私は音楽大学卒業時には「楽譜に書かれた音しか弾けない」という状況で
全く使い物にはなりませんでした。
オーディションを受けて赤っ恥をかいてそこからのスタートです。

・メロディーにコードネームが書かれた楽譜があれば伴奏がつけられる
・コードがなくても自分で伴奏がつけられる
この二つができたら最強です。

この二つは意味が全然違うので
このコラムでは
・コードネームがついたメロディーだけの楽譜を見て演奏できる。もしくは
弾き歌いができるためにはどうしたら良いか?ということをお伝えしたいです。

1、まずはコーネームの構成を理解すると良いのですが
それより先にコードネームとその構成音が書かれたものを探す。
本でも、歌本の付録でも、今ならネットでいくらでも探すことができます。

それを元にコードを弾いてその響きを確認する。
メジャーとマイナーセブンスコード、メジャーセブン・・・・どんな響きか
音にして、聞いてからだと脳に覚えこませる。
いわゆる音大で習った何調で何(IとかⅤとか)の和音かというのと同じです。でも、昔習ったことは残念なことにあまり役に立ちませぬ。

2、とにかく一曲決めてやってしまう

ではどうやって弾いていくかというと
コードネームを見てさっと和音が弾ける、もしくは音がわかるという人以外の方はコードの構成音の表などを見て、一段楽譜に「カタカナ」で書き込んでしまうこと。
それが近道です。いいんです。書いたって。
「Dm7」などでしたら「レファラド」と縦に書くのです。
それで弾いてみてメロディーとのバランスや進行を確かめる。
何度もやっているとどのコードがどの音で構成されているかはおぼえられます。
基本形で弾いたらなんだかおかしいな、と思うこともあります。
そういう場合は展開してみる。


3、市販の楽譜できっちり両手の音も書いてあるものを用意して、それを弾き込む作業ももちろん無駄にはなりません。

そうやって
・コードをカタカナで書いてでも一段楽譜でコードネームを見て弾くこと
・両手で弾くように書かれた大譜表のものをとにかくたくさん弾く
たくさん聞いてみること。
ピアノ演奏だけではなく様々なものを。

それらをを行っているうちに、だんだんコードで自分だけのアレンジで弾ける(はず)

できるまでやってみる。
諦めない。
これで生活していくんだ、という強い意志を持ってピアノに向かう。
毎日コツコツと。

できない、という方は
できるところまでやってないんだと思います。

いいなと思ったら応援しよう!