ソトノバのキーイラストをライブドローイングでリニューアル!
この度、ソトノバのキーイラストをリニューアルしましたことをお知らせいたします。
2019年5月15日、50名を超える参加者のみなさんとともに、「ソトノバ・パブリックスペースの未来」というワークショップイベントを開催いたしました。
4年目の活動となるソトノバにとって、4年前とパブリックスペースや世の中の状況が違い、またこれから目指すソトノバやパブリックスペースのビジョンを共有すること、またソトノバのファンとともに共有することが必要だと考え、イラストのリニューアルとこのワークショップイベントを企画しました。
この日には、ミニプレゼンやトークの後に、ストリート、公園、広場、空地、水辺の5つのグループに分かれ、それぞれの未来のブレスト議論を行いました。
それらの発表や途中の議論の様子をベースに、絵師:林匡宏さんに、ライブドローイングを行っていただきました。
描いていただいたイラストでは、どんなことが描かれているのか、当日に林さんに解説いただきました。
そして、後日、修正や着彩して、リニューアルイラストが完成しました!
4年目を活動しているソトノバとして、新たな将来像に向かって、活動していけたらと思います。
最後に、絵師:林匡宏さんからの解説コメントをご紹介します。
ソトノバ・パブリックスペースの未来図
道路、公園、河川、空地、建物など、街中のあらゆるストックが、創造力に満ちたチャレンジで彩られています。自動運転が浸透した道路では、生まれた余剰スペースに自転車レーンや滞留空間が完備され、またパークレットやモバイル店舗、キッチンカーや芝生などが所狭しと路上に配置されています。芝生広場も移動式で、中央分離帯まで動かしちゃっていますね。未来のパブリックスペースは、その機能や空間、アクティビティが一定に留まらず、その楽しみ方や価値が様々変化するようです。またその勢いは道路に留まらず、沿道の空地や建物(屋上)にも拡がります。更に、開発前の暫定空間を利用したマルシェや民家をリノベしたデッキ、軒先のバスケットコートなど、街のアクティビティを豊かにするアイデアは場所を選ばず、公園の青空レストラン、河川上のコワーキングスペースも含め、この絵は街全体が官民協働によるアクションで埋め尽くされた、既成概念に捕らわれない、未来の街のビジョン図です。ワークショップに参加した約 50 名の意見をその場で一つの絵にまとめるという荒業でしたが、とても有意義な時間となりました。
commons fun 林匡宏