「カオナシ」で納得した話

昨日の投稿で宮崎駿さんの引用をさせて貰ったついでに、何にもならないが気づきを一つ。

宮崎さんが作り出したキャラクターにカオナシというキャラクターがいる訳だが、これは現代人を模したものだという話しがまことしやかにネットで騒がれていた。(原典はあたってないので真偽のほどは…だが)

湯屋に潜り込んだカオナシは砂金で従業員達を魅了するが、なるほど、これも最近どこぞの社長さんがやっているじゃないかと変に納得してしまった。

宮崎さんが先行き現れるであろう人を予知していたのかもしれないし、あるいは昔から(近代化の道を歩き始めた頃とかかな)この手の人はいて、それをキャラクターに仕立て上げたのかもしれない。いずれにせよ、ピタリと当てはまる事例なのは間違いないんじゃないか。

別に某社長のアンチでもファンでもないが、当人の行動と取り巻きを見て、こりゃまさにカオナシだな、とふと思った話でした。そして勝手に「あの人はあれで案外寂しい人生なのかな」と下衆に勘繰ってしまった。同情でも親近感でもないが。

音楽や絵画を愛する文化人を自負されているようだし、当人なりに社会に還元しようと模索されているのかもしれないところに要らぬ横槍を入れるものではないか。

上手いこと探し当てられていないが、拝金主義をめぐる日本人の意識を研究した書籍があれば読んでみたいな。

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