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自転車のこと〜MTBと装備とメガネ

MTB(マウンテンバイク)は、ロードバイクと付帯装備が変わります。
人それぞれでしょうが、私は、変えました。

落車の頻度が格段に上がります。
大怪我に繋がります。

まあ、年齢的に、反射能力、危険察知能力が劣ってますからね。
装備は、出来る限り準備し着用します。

▫️ヘルメット


バイザー付きのMTB用を着帽。
走行中の木の枝から身を防ぐ、転倒から頭部を保護。
ロード用より、後頭部までしっかりと覆えます。

実装してその通り。
トレイル時、枝を避けて屈みます。
遅れると、容赦なく枝がピシャリ。
ムチで叩かれる感じです。
ロードバイクでは、あり得ないぐらいMTBではよく転びます。下手なので。
強固なヘルメットで良かったなあと感じます。
かるーく、クラクラする事がたまにあります。

▫️ペダル


フラットペダルをチョイス。
踏面が広いもの。
よく回るもの。
滑りづらいもの。
とのネット記述。
よくペダルから足が離れます。
最初に使用していたペダルは、踏みづらが小さく、また回転が良くなかった為、踏み外してペダルが脛によくあたってました。
悶絶級の痛さです。

▫️シューズ


MTB専用シューズをチョイス。
ソールが厚く、グリップ力が強い。
もちっとした感じ。食いつきが良いです。ロードのタイヤで例えるなら、シュワベルワンみたいな感じ?
このシューズに変えてから、フィット感が高まり、ペダルを逃がす、外す事が少なくなり安定感が増しました。
さすが専用シューズ。

▫️プロテクター各種


エルボーガードとニーガードは、真っ先に購入。
やりすぎと思われますが、
これはマスト。


マウンテンバイクでのトレイルは、
毎回同じコースでは飽きてしまう。
コース探しが大変です。
自宅周辺では、自走で楽しめるコースが無く、車載して遠方まで出向く事が大半です。
時間とガソリン代がバカにならない。SNSで情報集めようにも、ほぼ皆無。
コースを教えない。教えてはいけない。
これ、あるあるです。

ロードバイクでコース探し。
キョロキョロ、ウロウロ。
この場所、良いんじゃない?
山道深部に寄り道。
細いタイヤでの走行は、
パンクも、しばしば。 
良いトレイルコースを見つけるのは、
至難です。
それでも行きたい。
楽しみたい。

この坂と格闘するために装備必須です。

▫️メガネのこと

私は、普段、メガネ着用です。
自転車乗りのメガネは、不便です。
曇るし、暑いし、汗で滑るし。
コンタクトにすれば?
いやいや、目に異物を入れるなんて、
絶対ムリ。
ロードの時は、なんとか裸眼にサングラスでOKですが、路面状況、周辺環境
を見ながら走るMTBでは、度入りのスポーツグラスを着用します。
そして、ヒイヒイいいながらヒルクライムします。
舗装路とは違い、荒れ場の登坂は、タイヤは滑るし、空回りするし、技術が伴ってないので、まあ進まない、ほんとキツイ。
それでもね。
ここを走るために登ります。
この景色を見るために登ります。


ここ最近は、近眼プラス老眼が進んでます。
見えづらいです。
普段使いは遠近両用。

その日のライドのこと。
メガネからサングラスへの掛け替え忘れに気づく。
このまま行くか、戻るか?
せっかく登ったのに降る?
いやいやいや。まずは一本、コースを
降ってからにしよう。
MTBは、体力勝負。貴重な1本。

登坂時に考える。
最近、慣れた事もあり、ちょっと技術も上がってる?
より早く降る。
より早くターン出来る。
次のステップに行く?

オールドMTBじゃなかったらなあ。
バイク、機材のタラレバで考えてしまう。
バイクの重量が軽ければ、疲れ軽減?
タイヤサイズが大きければ、路面凹凸も難なく回避?
ディスクブレーキなら、
スピードコントロールが出来、バイクが扱い易い?
サスペンションが装備されてれば。。。
などなど、技術ではなく、ハード面に求めてしまう。

そして、今日は、メガネ。
視界良好。良い感じなのです。
新しいスポーツグラスにしちゃう?
いやいや、まだ使えるでしょう。
そんな物欲問答。


昔、福島地方のメガネ店のCM。

黒板の文字がよく見えない斎藤くん。

先生が、黒板に数学問題を書き、
生徒に回答を求める。
他の生徒は、元気よく手を挙げるのだが、斎藤くんは、モジモジ。
先生が斎藤くんにどうした?
と問うと、
「よく見えないんです。」とトホホ顔で答える。

そうすると先生は、再び黒板に文字を
書き、生徒にこれ読んでみろと発する。
すると生徒全員で「郡山眼鏡院」と答える。
そして、メガネをかけた斎藤くんは文字が見えるようになり晴れやかな顔になるのでした。

そんな昔のCMを思い出しながら、
ボーっと荒れ場の坂を降る。

ガシャーン。

ブレーキが遅れ、減速せず、轍に乗り上げる。
思い切り落車。

やっちまった!

瞬間、頭を巡らすのは、
仕事どうする?
なのである。

クラクラする頭で、体の点検をする。

首は痛いが、回るのでセーフ。
ムチウチまでは、いってない。

手首痛いが、ぶらぶら出来る。
問題なし。

肘、膝はプロテクターしてるので、
問題なし。

メガネが無い!
顔が痛い!

携帯で自撮りカメラを覗き込む。
メガネがないので、ぼやけているが、
はっきり分かる。


目尻裂傷→かなりの出血。
頬に擦り傷→うっすら出血。
やば!

仕事どうする?が現実的に。
いい年して、いやはや困った。

同行仲間の助言もあり、早々にトレイルを切り上げ病院に向かう。

いいオジサンがタオルで止血しながら先生の問診。

自転車ですか?
ずいぶんとねえ。
元気ですねえ。

恥ずかしさ極まりない。

頭部打撲のため、一応CT検査を行うことに。
結果問題なし。
目尻の裂傷は、場所的に出血が多くなるらしい。
確かにボクシングの試合でよく見るわ。
結果、縫合せずに数日間の
創傷保護材で済んだ。
メガネを掛けていた事が良かったようだ。

帰宅後、事の顛末を奥さんに報告。

保護具(ヘルメット、プロテクター)の必要性。

メガネを掛けていた事が大事に至らなかった事。

私のメガネは、999.9というメーカーのもので、
これが最後ですよ。
と奥さんに買ってもらったメガネ。

999.9の蝶番は他メーカーと違った構造してます。
この構造のおかげで、衝撃が逃げて大事に至らなかったのではないか?
云々カンヌン。。
メガネがないのは、不具合をきたすので、再度、買って欲しいとのお願いする。

バカなの?
いい年して。。。

こうして、昔のメガネにレンズを入れ替え使用する事になり、
MTBもしばらく自粛となるのでした。

見事に曲がったテンプル


週が明けて、仕事が始まる。
頬の擦り傷もマスクで隠れる範囲内。
目尻の傷は肌色の保護材+太めのテンプルのメガネに隠れる。
幸い誰にも気づかれずに過ごせた。

MTBの楽しさって?
前回も書いたが
自然との一体感、バイクに意思を伝え、扱う感覚。これに尽きるのかなぁ。
ちょっとのアプローチの違いで、上手に乗れたり、思い切り落車したり。
制覇した時の高揚感は、たまらない。

痛さも知ったし。
これからは、ほどほどに楽しみたいと思います。

自転車について、
またnoteしたいと思います。







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