見出し画像

決め球なし

2月
何気にイベントが多い月。
節分、立春、建国記念日にバレンタインデー。
豆を巻き、玄関にめざしの頭を設置し、恵方巻きをかじりながら、立春朝搾りを飲み、デザートにはチョコレート。なかなか忙しいのである。

2月初旬、出番がやって来た!
昨年秋に収穫した落花生。
今年は、自家製落花生で豆まきだ!

煎り落花生はどんな味?

乾燥十分。
テレビ見ながら殻を剥く。
パキッパキッとテンポ良く。

大きい実!
義実家と分けて、我が家の取り分は3袋

栽培した『おおまさり』という品種は、従来種に比べ、約2倍の大きさで柔らかく、塩茹でに適しているらしい。
収穫時に塩茹では経験済み。
非常に美味しかった。
さて煎り落花生はどうか?

サヤから出した落花生の身は、完全乾燥までには至らず、ちょっと水分を含んでいる。
食べてみると、青臭い味が口中に広がる。
フライパンに落花生を敷き詰め、から煎りする。
火加減がよくわからない。

10分、から煎り

ちょっと薄皮に焦げ目がついてきた。
まだ実は柔らかく青い味覚が残る。

更に10分

ほぼ全部の実に焦げ目がつく。
しかし柔らかさ青さが残る。
はて?
あとどれぐらい、から煎り必要?

台所の異変に気づいた奥さん登場。
柔らかさ青さの旨を伝えると、
「もう十分、粗熱取れれば、
カリッと食感になる」そうだ。
どうやら火を入れすぎていたようだ。

なかなかのビジュアル

粗熱がとれたので、一粒口に放り込む。
カリッと食感。
皮のほろ苦さと実のほの甘さが良い。
また一粒、一粒と口に放り込む。
やめられない、止まらない。

んっ?気づく。
「鬼は外、福は内」、豆まきが...。

リズムにのった殻剥きは、3袋全部やってしまった。

投げる球(殻付き落花生)が無い。
今年の豆まきは、
福は内(口)は、自家製落花生で。
鬼は外用は、スーパーで買った落花生に
なるにでした。

いいなと思ったら応援しよう!