曦宗達日記(2020年12月)
二〇二〇年十二月三日
「どうして小説を書くことに拘る。」
「後悔したくないから・・・。」
「何が後悔したくないんだ?」
「それは・・・小説を書くことに・・・。」
「・・・それ、多分またやめると思う。小説創作をしてつまづけば迷って悩んで、それでまた何かやろうとすれば悩んで迷って自滅して周りに目が向かなくなって結果読書もしなくなれば学業が疎かになって一事が万事で元の木阿弥だ。」
「けれど、小説を書くことが青春でもあり、一大プロジェクトでもあるから・・・」
「いや、それが全てじゃ