バイオリニスト流、失敗を乗り越える方法。
皆さんこんにちは!ViOLiNSTUDeの爽太郎です!
今日は日頃の小さな失敗から人生最大級の失敗まで、生きている上で誰もが味わうあいつとの向き合い方を、
コンクールやオーディションに落ちまくったり、演奏が思うようにうまくいかなかったり、
失敗だらけな僕だからこそできる失敗との向き合い方
というテーマで考えていきたいと思います。
失敗を味わったことがない人はおそらくいませんよね。多くの方が、今までの人生で味わった"あいつ"のことを思い出していると思いますが、
そもそもそれは本当に失敗だったのでしょうか?
たまたまその時物事がうまくいかなかっただけだと考えると気が楽になりますよね。
失敗は
なるべくしてなる
場合がほとんどで、防ぎようがない現象なのです。
後からこうすればよかったと悔やんでもどうしようもありません。
いきなり突き放すような言い方になってしまいましたが安心してください。これで終わりではないですよ!
こういうふうに言うと、じゃあ失敗は受け入れざるを得ない、失敗しないように何もしないでいた方が良いのではないかと思うかもしれませんが、
失敗を含めて、全ての事柄は自分の行為の結果にあるので、
全ての事柄が自分の血となり肉となるのです。
音大生(バイオリン専攻)を例にしてみますね。
バイオリニストを目指す音大生の中でも優秀な方々は、
幼い頃から結果が出ずともコンクールに出続けたり、ステージにたくさん立ってタイトルだけでない自分の財産、
経験値
を人の何倍も稼いでいます。
例え、第一位が獲れなくてもそこで得た経験を分析して次のコンクールやステージで試す。それを何度も何度も繰り返す事でステージ上で自分らしく演奏ができる余裕もできてそうすると自然とタイトルも付いてきて、どんどんバイオリニストとしてのキャリアを積んでいくわけです。
こうやって長期的に見てみると最初のうちのうまくいかなかった時を卑下して失敗だったと嘆かずに済みますよね。
それにこうやって経験値を稼いでいる優秀な音大生だってその後、食べていけるかはわかりませんし、大学を卒業してから社会の中で様々な苦難に遭いながら懸命に生きていますので、
マジで絶対的な成功や失敗などないのです。
ただ一生懸命に、やりたいことに取り組んだり自分のやるべきことに向き合っていたらたまたま一瞬うまくいったりするだけなのです。
あと、ちょっと矛盾して聞こえるかもしれませんが、
失敗を認めるという事もまた、とても大切なことです。
何かに取り組んでいてうまくいかないときや結果が思うように出なかった場合には
失敗したー!
と今の自分の現状を受け入れましょう。
現状を客観的に正しく認める。それはつまりどんな時でも自分自身を認める、「セルフラブ」にも繋がるのです。
成功したと思ったときは失敗したときよりも更に扱いに注意せねば、
成功している状態から脱したくなくて自分の身を硬くしすぎて大きな失敗の芽を産んでしまいます。
しかし成功したときに
思いっきり喜ぶ
ということも自分自身を愛し、人生を豊かにする秘訣だと思います。
成功と失敗の枠に囚われず、どんな時も自分の現状を認めながら自身の人生を歩んでいくことがより良い人生を歩んでいく秘訣なのです!
失敗を乗り越える方法。まとめると、
①失敗も成功もなるべくしてなる。全ての事柄は自分自身の血肉とせよ!
②絶対的な成功や失敗などないと知れ!
③現状を正しく認めて受け入れるべし!
以上3点を意識して、自分自身を愛して豊かな人生を歩んでいきましょう!