ショートショート『月見コーヒー』(喫茶のふしぎ)
「ありがとうございましたー」
コーヒーを片手にコンビニを出た。
大量の氷がカタカタとぶつかる音がうるさく感じる。
騒がしい繁華街へ入っていく。
目的の場所に向かうにはここを通り抜けるのが近道だった。
それにしても、わざわざ駅から一番近い店で買う必要はなかったかも知れない。
でも彼は待ちきれなかった。
これから3時間の降水確率は20%だそうで、あれがいつ隠れてしまうかわからないからだ。
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「ありがとうございましたー」
コーヒーを片手にコンビニを出た。
大量の氷がカタカタとぶつかる音がうるさく感じる。
騒がしい繁華街へ入っていく。
目的の場所に向かうにはここを通り抜けるのが近道だった。
それにしても、わざわざ駅から一番近い店で買う必要はなかったかも知れない。
でも彼は待ちきれなかった。
これから3時間の降水確率は20%だそうで、あれがいつ隠れてしまうかわからないからだ。
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