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「なんでFF14でPvPなんかやるの?」

こんにちは。Sotaoです。

今月、ファンフェスでクリコンの決勝があったからか、各所で「クリコン初心者杯」や「講習会」と言った動きがあって、とても素晴らしいなと感じている。

なかなかどうして、FF14のPvPというやつは、とっつきにくい。
やってみると面白いとこもあるんだけど…

ということで今回は僕がPvPに通う理由の記事。

PvPなんか大嫌いだった

ハッキリ言って、僕はFF14のPvPコンテンツが大嫌いだった。

紅蓮の時、モグコレでゴージに連れて行かれて、訳も分からず負けたのを見て「は?」ってなった。

フィーストも1度だけやってみたけど、全く合わず、「ヌシ釣りやってる方がマシ」ということで、本当にヌシ釣りを始めた。

2016年だかのファンフェスで見たフィーストの大会で「フィーストはめっちゃ面白いです!みんなやりましょう!」って優勝者が叫んでいたのを冷たい目で見ていたのが懐かしい。

この時、僕はこう思っていた。
「本当に面白いならみんなやってる。でも、誰もやってない。そういうこと。」

フィーストで噂に聞くのは暴言でBANされた話ばかり。誰も遊ばないコンテンツに、わざわざランキングつけてマウントまで配って、ここの開発はどういうつもりなんだとさえ思っていた。

結局、フィーストは閉鎖された。
それを受けて「当たり前だろ、あんなしょうもないコンテンツw」くらいにしか思わなかった。
(当時、楽しく遊んでいた人には申し訳ないけど)

が、しかし。漆黒くらいから、知り合いに誘われてフロントラインからPvPに触れ始めることとなる。

正直、フロントラインも面白くはなかった。すぐ死ぬし、とにかく訳がわからない。勝ったか負けたかさえもわからず、これの何が面白くて通っているんだというのが最初の感想だった。

それでも僕は少しずつ通うことにしてみた。

そうして、少しずつ。FF14のPvPコンテンツの魅力を知っていくこととなる。

報酬が美味し過ぎる

多分、これは普段PvEで遊んでいる僕の目線。

特にフロントラインのデイリーチャレンジがすごい。

デイリーチャレンジ:フロントラインの報酬(※Lv90の場合)
詩学20、因果100、神曲40、対人戦績(1000~500、+1000)、シーズンEXP


コンテンツルーレット:エキスパートの報酬
因果140、神曲90、ギル少々

そう、結構多いのだ。これは一日一回のボーナス込の量だが、エキルレにも負けないくらい美味しい。
ちなみに所要時間は15分~20分前後なので、エキルレもDPSの火力次第でこの範囲に収まると思う。

エキルレにない報酬は大きく分けて二つ。

一つは、対人戦績だ。
これは集めることで、専用のミニオンや装備品、家具と交換出来るが、それだけじゃない。

対人戦績取引所の美味しいやつら

軍用レーションマニュアル(食事効果+15分):3000
ベンチャースクリップ:100
各種ダークマター:100
ミラージュプリズム:100

エオルゼアデータベース「対人戦績取引所」

零式や絶に行く人なら、軍用レーションマニュアルが嬉しいはず。

ベンチャースクリップなんぞ、いくらあっても嬉しいし、修理素材のダークマターも同様だ。潜水艦の修理素材として扱うことも出来る。
ミラージュプリズムも交換出来るので、わざわざプリズム買うこともなくなる。

レートは高めだが、マテリアも交換出来る。

このように普段、PvEしかやらないよという人にも美味しい報酬目白押し。いつものトークンの美味しさをそのままに、ちょっとPvPのルーレットに行くだけで、いわゆる固定費の削減まで出来てしまうのだ。

エキルレにはない報酬として、もうひとつがシーズンEXP。

行くと進むやつ

PvPコンテンツに行くだけで、勝ち負けに関わらず、ここでしか手に入らない装備品やマウント、ミニオンなんかがもらえる。
また、途中で手に入るトロフィークリスタルも、特殊な装備品と交換してもらえる。

「でも装備品もらったら、いらなくない?」

そういう人のために、トロフィークリスタルは「狼の首輪」というアイテムと交換できる。
「狼の首輪」は対人戦績と交換できるため、無駄にはならない。

お前報酬の話ばっかやんけというのもわかる。が、僕はここから入った。

言い方は悪いが、フロントラインで適当に遊んでるだけで、これだけのものが手に入る。だったら、一日一回でもいいから行ってみようかなという気持ちになり、少しずつ遊んでいるうちに色々覚えていった。

そうして、気が付けばゴージも、クリコンもと、色々手を出して行ったというわけだ。

(なお、Lv90未満でフロントラインに入った場合、申請したジョブに大量の経験値が入る。中で着替えられるので、そのジョブを一切使わずにLv90まで上げることも出来る)

どれからやればいいのか

PvPと一括りに言っても色々ある。大きく分けて3つあるので、興味を持ったものから行けばいいと思う。

フロントライン

24人×3国で争うやつ。ルールは日替わりで変わる。

初めてPvPに行くならおすすめ。人数が多いので、自分の動きで勝ったり負けたりというのはあんまりない。

クリスタルコンフリクト

5vs5でクリスタルを運んだ方が勝ちになるやつ。

初めてにはおすすめしないけど、FF14の運営的には推してるやつ。
ゲームスピードが早いので、色々と予習してから行った方がいいと思う。

ヒドゥンゴージ

24人×2で争うMOBAみたいなやつ。普段はマッチングすらしない。

よって、有志の呼びかけに参加するか、モグコレ期間を待つ必要がある。
バカゲー感がすごいけど、お祭り騒ぎみたいで楽しい(かもしれない)。

最近のFF14PvP事情

最近はありがたいことに、多くの人がコミュニティを作ったり、その魅力を伝えている。

普段はマッチングすらしないゴージをみんなで遊ぼうと呼びかける人がいたり、クリコンの遊び方教えますという人もいれば、初心者向けのカスタムをやりますという人もいる。

これは本当にすごいことで、何より遊んでみようと思っている人に優しいと思う。

僕もそうだが、とにかく「PvPは怖い」という感情を抱きがちだ。
(迷惑行為を繰り返すプレイヤーは一定数存在するが、ほぼ見かけない)

最初は知ってる人に教えてもらいながら行けば、どういう立ち回りをすればいいかも学ぶことが出来る。
また、「PvPやってる人は怖い人」なんて言う人も、たまにいるけど、そんなことはない。向こうも人間だし、親切丁寧に教えてくれる人が大半だ(僕の経験上)。

僕も時折、Twitchでクリコンやらゴージの配信をしては奇声をあげている。

…これがPvPなんか大嫌いと言っていた男の末路である。

◯◯勢という言葉

きっと、これを読んでいるあなたはFF14をプレイしているだろう。

では、あなたは何勢だろうか?
SS勢?レイド勢?それともPvP勢?

僕はこの◯◯勢という言葉そのものに疑問を感じている。

もし、あなたが「レイド勢だからPvPやりたくないです」と言ったとしよう。だが、それは本当に「レイド勢だから」だろうか。

きっと違う。本当はやってみたいんだけど怖いとか覚えるのが面倒だとか、そういうのを「◯◯勢だから」という言葉で制約しているように思う。

FF14は本当に多くのコンテンツが用意されていて、絶もモブハンもギャザクラも、カード集めだってある。

言ってしまえば、PvPもその中の一つに過ぎない。

面白いと感じるかはわからない。僕だって、最初は何にも面白くなかった。

それでいい。惰性でもいい。まずは、やってみてほしい。

だって、FF14の世界で遊べることの一つなんだから!

転がってもいいじゃない!


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