【FF14】絶オメガ検証戦を完遂した感想【一応パッチ内】
攻略にかかった時間
130時間30分(60日)
ふざけるな。マジで。ちなみに竜詩は113時間(53日)。
僕と「次元の狭間オメガ」
僕にとって、「次元の狭間オメガ」というのは、とても思い出深いレイドだった。実装は紅蓮、いまから5年と少し前だろう。当時の僕はFF14というゲームを初めて3年目くらいの頃である。
当時は…紅蓮当初、ナイトは超絶アッパーによって、タンクはナイト以外いらないです状態の最高バランス(笑)だったのを、よく覚えている。(何がナイトのみなさん、ご期待くださいだバカタレ)そういうわけで、戦士で遊んでいた僕はデルタ編でSTの椅子がなかったため渋々、ナイトに着替えた。野良で遊んでいる以上、仕方なかった。それから結局、アルファ編までずーっとナイト。しかし、おかげさまで、いまの固定に入るきっかけが生まれたり、多くのフレンドに恵まれたりもした。
そう、オメガは僕のFF14生活において、大きな変化をもたらしてくれた大事な転換点だったのである。
それは固定だったり、野良での遊び方、フレンドの作り方、新式の用意や飯やら薬のこと、スキル回しにバーストしかり…。蒼天の頃、アレキでなんとなくで終わってたところを、しっかり勉強させてくれたのがオメガだった。
たくさん失敗もしたし、多くの過ちを犯したり、いまでも謝りたい人がいたりもする。そういうの色々とひっくるめて、オメガは僕にとって、思い出深い存在だ。
そして、時は流れ2023年1月24日。
オメガは、絶コンテンツになって、帰ってきた。
経緯
去年、絶竜詩戦争という死闘を終えて、僕はちょっと天狗になっていたと思う。いままで緩和前の絶をクリアしたことはなかったものの、それをFF14史上最高難易度と言われた絶竜詩戦争で成し得たことは、自信に繋がるというもの。
そういうわけで、実装前から僕はずっと行きたいと思っていたし、固定の皆様も同意してくれた。
そして、極めつけは吉田PがPLLで
「絶オメガは絶竜詩よりは簡単だと思いますよ」
的なことを言っていたので、まぁなんとかなるだろうと思っていた。難しさのベクトルが違うとか言ってたのはもう忘れていた
そして、僕を含む固定メンバーの皆様もまた、同じようなことを考えていた(と思う)。
さすがに竜詩よりヤバいものを出してくることはないでしょ
そうして、僕たちは意気揚々と、絶オメガ検証戦へと挑むのであったが……
イカれたメンバー紹介
共鳴編でこのメンバーになってから、ずっとお世話になっている。
いつも本当にありがとうございます。
暗黒騎士(MT)
みんな大好き我らのリーダー。今回も竜詩に続き、繁忙期と丸かぶりで残業で死にそうになりながら、頑張ってた。時たま脳がバグってメンタルも破壊される。P2の外外パターンで枕を涙で濡らした日々も多かったそう。
コスモアローは7回踏んだ。かわいそう。
ガンブレイカー(ST)
いつものST枠。P4のドーナツを踏んでみたり、シグマの無職△が苦手だったり色んな方向からズタズタにされていた。
しかし、P6で残り1%を削るには薬の割り方を変える必要があることを発見し、その次の回、固定をクリアに導き、英雄となった。
白魔道士(PH)
作戦参謀にして、弊固定の頭脳枠。今回も竜詩に続いて、ギミック処理方法の選定を行ったり、軽減の管理を行った。P5のオメガで、検知役を選んでくれるのも彼である。
でも、コスモアローは踏んだ。
賢者(BH)
大体、仕事終わりにラーメンの飯テロをしてくる。学者で行くつもりが、あっという間に賢者に着替えて、その後なんともなく立ち回っているのを見て、BH使う人ってすごいなぁと思った(小並)
P5デルタのニアーを切るのに、イカロスで飛んでくる。ちょっとびっくりする。
竜騎士(D1)
P1で白魔を動かさないように処理位置を譲ったり、度重なるLBタイミングの変更にも文句一つ言わずに対応するナイスガイ。しかし、P3だけは苦手らしく、ハロワの色を間違えたり、LBを撃ち忘れたり、イルーシブで外周にコスモダイブしたりした。
そういうわけで、またイルーシブはホットバーから外された。
モンク(D2)
永遠のモンクにして、パントクラトルで最も美しいAoE置きをする人。基本的に寡黙だが、初めて最終フェーズに入った時は、「エモエモムービーなんだからちゃんと見て」と注意を入れた。しかし、P4で踊り子のクロポジが外れていることには気付かなかった。あと、一回だけ寝落ちした。
踊り子(D3)
コール担当。ギミックのコールは彼がいないと、大体みんなおかしくなる。竜詩では子供が出来たりもしたが、今回は引っ越しに伴って、回線が死ぬ事件が発生。そのため、後半はポケットWi-fiで攻略することに。
そして、そのままクリアした。P5シグマの進むパターンが苦手(自称)。
召喚士(ぼく)
ぼく。赤魔で行くはずが、P1のあまりの動かされ具合に、大人しく召喚をやることに。ガバガバ召喚のため、P3のデバフ受け渡しをイフの突進でやろうとしたり、バハ出しながら詠唱してると思い込んだりしていた。
そして、P5デルタでアドルを抜き、以降はトラウマとなってデルタの前には「軽減入れる」と「ファーがゴキブリ」を言わないと、落ち着かなくなった。
各フェーズ感想
P1:オメガ(四足形態)
作った人、人の心がない。(心を持たぬ者だし)線と塔の処理だけで、ここまで凶悪なギミックを作れるのかと感心してしまった。優先度に従って、線と塔を処理するだけ…それだけがここまで難しいあたり、やっぱり絶だと思わされる。
ブラスターの発動までは、絶妙な時間設定でちゃんとやれば余裕を持って行けるし、間違えるとほぼ間に合わない。本当によく出来ている。
そういうわけで、いきなり雑談する余裕が全くない。人の心もない。
パントクラトルは色々迷って、Stal式というものを採用した。どのやり方でやっても、赤魔は辛過ぎて、速攻で召喚に着替えた。
P1の時点でナイトはガンブレに、占星は白魔に、学者は賢者に、赤魔は召喚に着替えることとなった。慣れるなら早いうちからね、ということである。
また、P1に限ったことではないが絶オメガはDPSの上振れや下振れでHPが2,3%変わったりするため、スキル回しを変えてないのに、平気で時間切れになったりする。これについては、本当に心底バカバカしいと思った。
煉獄編零式4層でも、HP盛り過ぎてゲーム上手過ぎでございます事件が発生したのに、本当に反省してるのだろうかと勘繰ってしまうほど。
でも、あんまり吐くとP2にリソース持っていけないし…ぴえん。
P2:2体フェーズ
絶名物の2体フェーズはオメガMとオメガFの2人がお出迎え。P1のオメガがぴょーんしてから、すぐ出てくるあたり、物凄い早着替えである。
絶オメガ最初の関門、連携プログラムPTが登場するのがここ。
プレステ散開の後、男女の姿を見て、安置を確認した後、付与されたデバフに応じて立ち位置を調整する…と、一連の流れはそれだけなのだが、慣れないと、とにかく展開が早い。
また、ファーならペアで離れるだけとすぐわかるのだが、ミドルは「ちょうどいい距離感に立つ」という謎ルールが突然、登場するため、まずはそれを覚えるところから始まる。
最初は、男女の安置探しで粉々にされて、それが見えるようになったら、次はミドルの立ち位置でズタズタにされたり、中央のビームで死ぬ。
やっとの思いで、それが安定したら次は連携プログラムLB。これは、時たま出てくる弓がA,C突っ切るパターンさえ覚えたらなんとかなる。距離減衰を中央に落としたれって言い出した人、たぶん天才。
P3:ファイナルオメガ
色々あるけど、とにかく言いたいことが一つある。
登場シーンにギミックがあるのはわかる。もちろん、竜詩だってあった。
でもそのギミックが床見てないといけないせいで、演出見られないのはどうなんだ。おい。このやろう。おかげさまで、壮大なイントロに合ってるであろう変身演出が未だに見られてない。
最初はハロー・ワールドにエンバグを足した上で、デバフ受け渡しも入れてくるとか、殺意高過ぎだろとか思ったけど、実はやること自体は単純なフェーズ。ヒーラーだけは大変そう。みんなも軽減いつもありがとう。
このフェーズで一番ヤバいのは検知式波動砲。ボス本体からだけじゃなくて、味方からも検知出ちゃうぞ!という新たな要素まで入れてきた。あのさぁ…。これまた慣れないと判断が難しく、うちの固定ではL字に4人ずつ並んだ。
無事に判断が出来ても、たまーにあるのが、ボス本体検知の向きを反対に判断してましたとか、自分の検知を反対にしちゃう事件。
ボス本体の検知に関しては、青いエフェクトではなく、足元を見ると、ピッカピカ光っているので判断しやすい。おすすめ。
自分の検知は…頑張ってください。
P4:ブルースクリーン
やることは波動砲受けて、頭割りしたり、ドーナツ避けたりするだけ。
遠隔DPSは全くやることがない。近接さん、いつもありがとう。
P3,P4はDPSの配分を考える必要があり、弊固定では以下のように分けていた。
…ところで、P3とP4のデバフ多過ぎてバフちゃんと入りません事件は、弊固定でも起きた。特にクロポジが外れて、火力足りませんでしたは、本当にびっくりした。ワイプした後、P1でやたらHPが多い時は、大体これだったりする。
フォーラムでは「開発チームの練度高まり過ぎて、バフいらなかったんでしょ」って言われてた。仕様にしては…ちょっとなんとかしてほしかったなァ…。
P5:金オメガ
オメガが根性で立ち上がった後、金色になって再登場。こんなところまで来て、ようやく折り返し地点だが、攻略としてはやっとスタート地点と言った感じだった。
デルタは、そもそもの動きを覚えるところから大変だった。とにかく何をするにもややこしく、ファーに関しては判断して動きを変えないといけない部分もある。攻略当初は練習したいけど、ニアーの方がわかりやすいし、ニアーついてくれとばかり思ってた。そういう日に限って、ファーで検知もついてバッシュも食らうのである。
シグマは「りょんめ式」を採用。デルタよりはマシやろ…と思われたが、そんなことはなかった。ミドルファーを間違えてみたり、最初の散開で迷子になったりというのが最後の方まであった。
特に大変だったのが、吹き飛ばされて塔に入るところ。ミドルファーで立ち位置が若干、違うけど問題はそこじゃなくて、そもそも入る塔が間違ってることが多々あった。
北を見失った、マクロを押し間違えた…色々あったが、マクロの内容が間違ってましたというのもあった。何のためのマクロということになるので、これからやる人は8人でしっかり確認してほしい。マジで。
塔処理後、数字マクロを押して、自分の担当に行く…というフェーズに入るが、これも最初のうちは難しかった。同じタイミングで違う人が押すと、マーカーがついたり消えたりすることもあるからだ。
また、ハロファーやハロニアついてるのに押しました、デュナミスついてないのに押しましたというのも、時たまあった。
あと、ぐるぐるビームの前にしれっと待てor進めも入れて来ている。性格が悪過ぎるだろ。
最後にオメガ。これは…検知役を白魔さんが、安置を踊り子さんが教えてくれるので、それに従うだけ。コール役の人には薬とか送った方がよい。本当にありがとうございました。
安置探しが終わった後は、落ち着いてブラスター処理とハロニア、ハロファーやったら終わり。ここだけ時間的に余裕があり、優しさに溢れてる。
このP5は、そこまでDPSチェックが厳しくないのか、あんまり上振れ下振れがなかったように感じた。たぶん。
ただし、ギミック処理が極めて複雑で、10分以上も戦った後にやることじゃないでしょと思った。人の心がない。
ワンミスワイプで、P1のDPS上振れ下振れゴキブリからやり直し…やっぱり、人の心がない。
あと、なに当たり前のようにオメガMFとゴキブリやらファイナルオメガが一緒に出て来てんだ。増えるな。
P6:アルファオメガ
地獄のような金オメガを超えて、やっと出会える最終フェーズ。
履行のムービーはさすがの出来。竜詩のようにあっさりしてない。
このP6は全員がLB3を撃ちまくる、アルテマみたいなタイプ。キャスターは後半に1回だけ出番がある。
コスモアローはDPSがX避け、THが十字避けする方法を採用。
DPSはめちゃくちゃ簡単だけど、THはちょっとややこしい避け方をすることになった。そのため、THがコスモアロー踏んでも「踏むやつおりゅ~~~ww」なんて、口が裂けても言えなかった。軽減もあるし、すごい大変だと思う。アドル入れるだけで踏みそうになったから、相当キツそう。
リミッターカットも簡単だとは思うけど、波動砲と重なると、P6で一番苦手なギミックだったりする。バハ出しながら走りつつ、エナドレも戻ってくるし、安置は探さないとだしで、クリッカーにはとても辛かった。おかげさまで一回、出遅れて二発食らってしまい、ワイプすることになった。毎回、ダイブしててくれ。
P6の終盤に差し掛かるコスモメテオで、ついにキャスターとしての出番が登場。散開した後、LB3を撃って終わり。あとはタンクとヒーラーが一生懸命頑張ってくれるので祈るだけ。お前何しに来たんだよ…。
ここだけヒールが届かないという理由でDPSを片側に寄せる特殊な散開を採用した。しかし、D4は位置が変わらず、いつもの位置でLB撃って、介護してもらって終了。お前何しに来たんだよほんと…。
この後、距離減衰がついた後、AorCに集合して頭割りを受けるが、キャスターは1時方向に立っているため、ついたらほぼ確定で3時。出荷枠にも程がある。
ここまで終わったら、後は中央に集合して、THがそれぞれLB撃ってるのを見守りながら全力で殴って終了。チカエタ……。
全体通しての感想
煉獄編から思ってたけど、優先度ギミックが多過ぎる。
P1もP2もP3もP4もP5もP6も、どれ一つとして、優先度という概念が出てこないところがない。特にP5のデュナミス持ちとか1が優先、2が優先とか入って来るのを予習で見て、ため息が出た。
難易度を上げたいというのはわかるし、そのためにはランダムにしなければいけないというのもよくわかる。けど、いくらなんでも優先度ギミックが多過ぎる。絶なんだからと言えばそれまでだが、限度があると思った。
ただ、これに関してはちょっと仕方ないところもあると思う。どう考えてもプレイヤーのレベルは年々、上がっているのだし…。
もうひとつ。少し前に書いたけど、絶オメガの短いフェーズ間におけるDPSチェックもいまいちだと思った。暁月から2分バーストに統一されたこと、強力なアクションの威力が極端に高いことで、DPSの上振れ下振れが激しくなった。アク・モーンのダメージが4万くらいの時もあれば、8万近く出る時もある。
別にこれ自体は、まぁ…と思ったけど、それならそれを考慮したHP調整にしてほしいと思った。P1が特に顕著で、同じスキル回しをしているのに、平気で時間切れになったりするのは、本当にネガティブな印象を与えてくる。
その他に破滅の刻印だったり、与ダメ低下が90%だったり…このあたりは絶だから仕方ないとは思う。けど、竜詩で蘇生使ってなんとかなったりしてたのがよっぽど悔しかったんだなと思った。
これに関しては、ギミックが複雑過ぎて、被魔法ダメージ上昇だけじゃ対応し切れないっていう判断なのかなとも思った。
単純に竜詩と比べるのはちょっとかわいそうだとも思う。だって、開発期間短いし。限られた時間でこれだけのレイドを作ってくる開発チームすごい。
あれこれ文句ばっかり言ってるけど、演出面は本当に素晴らしかった。オメガが根性で立ち上がったり、デュナミスに目覚めてみたり、アルファと手を組んだりというのは、熱いものがあった。
最終フェーズの履行ムービー、クリア後の展開も、それを見るためだけに、これをやってもいい人だっていると思う。動画でいいだろただ、この演出の都合上、P5からアホほど難易度上がるのは…やっぱ仕方ないよなァって……。
あとがき
最初に書いた通り、「次元の狭間オメガ」は、僕にとって、本当に思い出深いレイドだ。仕事から帰って来て、ウキウキでログインして、練習や消化に明け暮れた日々は、昨日のことのように思い出せる。
そして…時は流れ、オメガは絶という形で帰って来て、もう一度、僕にとって特別な日々を体験させてくれた。まさか、ニアファーが自分たちにつくなんて思いもしなかったし、ミドルが増えるなんて予想もしてなかった。
まさか、金色になるなんて、アルファと手を組んだり、デュナミスという概念を得るなんて、考えもしなかった。
ありがとう、オメガ。
ありがとう、絶オメガ作ってくれた開発の人。
ありがとう、固定のみんな。
グッバイ・オメガ。
でもね、最後に一つだけ。
もう二度とやりたくない(´.`)
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