講習会資料作成という名の勉強
操体法の講習を開くという目標をたて
そのための資料を作成をしているわけなのですが。
しかしこれこそ最大の難関。。。
今までも、単発の講習などは行うことはありましたが、今回は操体法の機序や近代科学からの解釈も加え、10日前後という期間を視野に入れてのもの。
私が操体法を学んだ時もカリキュラムはほぼありませんでしたが、決められた期間である以上は、口伝だけではなく資料としても残す必要があると感じました。
内容は本に書いてある基本的な事にももちろん触れていますが、実際触れて学ぶでことでまた違った理解となります。さらに、この講習で大切な理論の更新にも触れています。実技の内容についても感覚に問いかける操体法ならではの部分は大切にしつつも、ペインサイエンス からの答えによる問いかけも多く取り入れています。
もう一度書きますが、このような作業は本当に大変で苦手ではありました 笑
早速作業は難航する。
そこで、考えかた(フォーカス)を変えてみた。作らなければならないという勝手に決めた使命感を、自身の操体の理解を深めるためにへ。私自身がしっかり理解できているかを再確認し、それをわかりやすく伝えるためにもスライドにして作ることにした。
頭の中で全10回の講習と決めスケジュールを組む。
その中に、sotaitherapyの意義、操体法×サイエンス理論の説明、
からだの使い方の説明、触れ方、呼吸、動きなど様々なことを組み込んでいく。
挿入の図やイラストの作成も多い。こういう作業は実は好きだったりしますが・・・ 笑
そもそも10日間で操体法全てを伝えるのは難しい。
と泣き言を言ってみたり、、、笑
アプローチの数とかそういうことではなく、
操体法が体系づけられ完結している徒手ではないからという部分が一番大きい。
進化・深化は実践する人によって多角的に広がる。だからこそ、基本の部分が大切になる。
そこで、もう一度精査し直し、操体法を理解し、私が臨床でよく使う徒手を選択しそれを基本とし応用まで活かせるように考えました。
そのほか、皮膚に対してのアプローチやサイエンス理論を取り入れた上での操体アプローチも取り入れたいと思っている。
講習へ資料作成は見た目ではひと段落したが未完であると言ったほうが良いと思っています。
操体は大きな器です。
しっかりとした器を一人一人の中にもち、今後も進化・深化していただければこれからの未来にも操体法が広まっていくと思っています。
現代理論にも適った操体法に興味が湧き、日々の臨床の中で一人でも多く役に立てていただければという想いを胸に!
「操体は一生愉しめる」という言葉も橋本先生自身も仰っていたそうです。実際に生涯愉しまれていましたよね。私たちも愉しみましょう!
講習会についてはsotaitherapyのHPにてチェックしていただけると嬉しいです。こちら
今後もnoteを活用させていただいき、操体や神経系ケアDNMについても書いていこう思っています。よろしければ今後ともお付き合いください。