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都市からの解放

ヒッピーのための島、パンガン島

ヒッピー。それは、もはや死語なのかもしれない。ただ、ひとつ言えることは、この島には常識的な思考は通用しないということ。

タイにはヒッピーが集まる島がある。
そこは、バンコクからバスで8時間、船で4時間。
タイランド湾に位置するパンガン島という島だ。

世界中からこの島に多くの人が訪れてくる。
その目的は人それぞれ。
ただひとつ言えることは、パーティー好きにとっては最高の島だということ。
毎日島のどこかでパーティーが開催されている。

そう、この島はパーティーアイランドなのだ。
満月の日の夜にはフルムーンパーティという世界3大パーティーのひとつであるパーティーが開催される。手付かずの自然と自然に根付いたカフェやバーでリラックスして、夜にはパーティー。そんな生活をパンガン島では送れるのだ。


パンガン島のカフェ事情

パーティーアイランドに欠かせないことはなんだろう。それは疲れを癒してくれる場所ではないだろうか。安心してほしい。ここ、パンガン島には、手付かずの自然を上手く取り入れたカフェやバー、リラックススペースが充実している。絶景を眺めながら飲む甘々なカフェラテは疲れた体に染み込んでくること間違いなし。せっかくなのでパンガン島おすすめカフェを教えよう。

  • Top Rock Bar

山の上に造られたツリーハウスのカフェ。自然を生かした空間が極上のリラックスをもたらすこと間違いなし。ダンジョンに出てきそうなおじいさんと黒猫がお出迎えしてくれる。
彼らに辿り着けたら、異世界への扉を開くことができるかも。

この手作り感。
この眺めで飲むタイコーヒーは至高です。
  • Amstardam bar

まるで空飛ぶ絨毯に乗っているよう。
ここは天空の楽園。ようこそ、アムステルダムバーへ。ボブマーリーの曲が心に染みる。そしてここでは、”トリップ” に必要なものが全て揃う。やりすぎには気をつけて。※僕は善良な日本人です。合法的にしかトビま、。。!

夕日を眺めに。
  • The Dome Sauna

パーティーに疲れてきた僕らは、癒しを求めて、夜の山道を疾走していた。(後ろに乗っていたてつじは僕の運転にヒヤヒヤしていました。)
すると、“The Dome”という看板を発見。この時点では、引き返すという考えすらなく、暗くてどこまで続いているかわからない山道にハンドルを切った。すると、たったの10メートル先が駐車場、一安心。怖いもの見たさで、中に入ってみると、そこは、サウナであった。
ここはまるで、魔法使いの溜まり場、ダンジョンのセーブポイント。とんでもないところに足を踏み入れてしまった。結局、3時間。サウナに入り、焚き火を眺め、スイカをご馳走になり、旅の疲れが吹き飛んだ。
ここは、見たり聞いたりするより、体験してみないとわからないので、行くべきです。

怪しい。。。。
ダンジョンの世界に迷い込みました。



パンガン島をひとことで表すなら、「異世界」ではないだろうか。
僕らが見たパンガン島はまだ、ほんの一部でしかなく、まだまだ冒険のしがいがありそう。また、いつか、ヒッピーアイランドに戻れる日のことを夢見て、僕らは、都市生活という名のダンジョンに戻って行った。

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