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デヴィッド・ボウイの衣装を作るには?vol.47

初めまして、22歳、デヴィッド・ボウイ好き、洋服の仕立て屋で修行中のバンブロンと申します。ここでは私の敬愛するデヴィッド・ボウイの衣装について研究してみたり、実際に作ってみたりする私の趣味を記録していきます。

それではさっそく見ていきましょう。

デヴィッド・ボウイの衣装

1983年、シンガポールでコンサートを開催するために同国を訪れたデヴィッド・ボウイは、少しの時間を使ってシンガポール国内を歩き回ったそうで、タクシー運転手と話をしたり、中国人のオペラ歌手と友達になったり、地元のジャーナリストを通じてシンガポールの70年代のロック文化を学んだり、街のショッピングモールで警備員とトラブルになりそうになった。
映画「Moonage Daydream」でシンガポールでのシーンがよく使われていましたね。

シャツの仕様。具体的には「カッタウェイラウンドカラー(ボタンダウン)+半袖仕様+フライフロント(比翼仕立て)+ 丸型両胸ポケット仕様」といったデザインが有力候補でしょうか。
ボタンはポリエステルボタンのホワイトがベストマッチでしょう。

このシャツは実に面白い!!一見ゆったりとしたリネン100%の一般的な半袖シャツに見えますが…
まずはフライフロント(比翼仕立て)の部分!!こう言ったシャツでフライフロントは見たことありません。
次にカッタウェイラウンドカラー!!さらにボタンダウンになっています。この衿型は昔のジャズマンたちが好んで着ていたクラシックでドレッシーなイメージですが、それをゆったりした、しかもリネン100%のカジュアルなシャツに組み合わせているところがかっこいいです!
このシャツはオーダーで作るしかないシャツだと思います。そして型紙代のアップチャージなしでここまでこだわったディティールのシャツが作れること間違えなしです。

2024.10.27
BamBron Sota
バンブロン・ソータ
Instagram:@bambron_ch_ch_changes

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