守備テクニック(後編)
みなさん、こんにちは
今回の記事は守備テクニックの後編ということで、タクレ、カルガ、インテルセプタシオンについて紹介していきたいと思います。
それでは、まず初めにタクレについて紹介していきたいと思います。タクレとはタックルのことでエントラーダの1種になります。横からのエントラーダを行い競り合うことで相手からボールを奪いに行く動作のことです。この時に、常にボールに向かって行うことに注意しなければなりません。タックルは相手に対して横からぶつかるイメージを持っている方が多いと思いますが、スペインでのタックルはボールを横から奪いに行くイメージです。
続いて、カルガについて紹介していきます。カルガとはチャージのことであり、相手選手に対し暴力的でも危険でもなく正面もしくは横から行う動作のことです。相手がボールを保持しており妨害する場合には後ろからも行うことができます。この時に、接触する部位としては、肩と肩もしくは、肩と背中になります。
カルガをする時には、体と腕を離さないことがポイントになります。こちらがみなさんがイメージするタックルに近いかもしれません。
最後にインテルセプタシオンについて紹介していきたいと思います。インテルセプタシオンとはインターセプトのことです。インターセプトとは、相手が放ったボールの軌道を相手選手に渡る前に変え相手の目的を妨害する行為です。
この時、予期せずにボールにぶつかった場合、意図のないインターセプトとなり、ボールの軌道を故意に変えた場合には意図したインターセプトになります。意図したインターセプトではさらに次のプレーにつなげる場合と次につながらない場合に分類されます。
良いインターセプトを行うためには、洞察力、判断力、フィジカル、コーディネーション能力、メンタル面などの要素が重要になります。
今回の記事では、守備のコンセプトであるタクレ、カルガ、インテルセプタシオンについて紹介していきました。タクレについては、これまで日本で考えてきたプレーと少し異なっているかもしれませんがスペインではこのように捉えられているのだということを頭の片隅に置いていただければ幸いです。
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