「いただきます。」

いただきます。僕はこの言葉を大切にしている。
動植物の命をいただく。その製品が僕の手元に届くまでの過程に携わったすべての人の努力と情熱に敬意を表す。料理をしてくれた人に感謝を告げる。
たった6音の言葉だけれども、大切にしたい。

コーヒーを想像してほしい。
毎朝、何気なく飲んでいるかもしれない。もしくは飲んだことがないかも知れない。それでも、コーヒーの木を育て、生豆を収穫し、焙煎した人がいる。市場に流通するように、運んでくれた人がいる。僕が美味しく飲めるように、お店で提供してくれた人がいる。人と人のつながりを感じやすいから、コーヒーが好きなのかも。

そんな人みんなに感謝する気持ちを表すために、僕にできる最小限のこと。毎日、毎回、忘れずに伝えたいと思う。

2021/11/03 落合壮亮

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