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技術士|受験申込書【業務経歴・業務内容の詳細】0904建設部門-河川,砂防及び海岸・海洋『R5合格者事例』




👇 本記事以外の「合格者事例」

0404 電気電子部門|情報通信|R3年度合格
0405 電気電子部門|電気設備|R4年度合格
0901 建設部門|土質及び基礎|R4年度合格
0902 建設部門|鋼構造及びコンクリート|R5年度合格
0903 建設部門|都市及び地方計画|R4年度合格
0904 建設部門|河川,砂防及び海岸・海洋|R5年度合格【👈本記事】
0907 建設部門|道路|R5年度合格
0910 建設部門|施工計画,施工設備及び積算|R4年度合格
0910 建設部門|施工計画,施工設備及び積算|R5年度合格
0911 建設部門|建設環境|R5年度合格
1203 農業部門|農業農村工学|R5年度合格
1603 情報工学部門|情報システム|R5年度合格
(R6年度最終合格発表後、随時追加予定)


📝まえおき

今回紹介する「合格者事例」は、
令和5年度試験に合格された元受験生さんの
 ① 業務経歴
 ② 口頭試験を見据えたコンピテンシー
 ③ 業務内容の詳細(当記事、有料) です。

この元受験生さんの受験部門・受験科目は
建設部門「河川、砂防及び海岸・海洋」です。

ご本人さんの特定を避けるため、
一部内容を記号等で伏せていることをご了承ください。

「②  口頭試験を見据えたコンピテンシー」は、
受験申込み時に提出する「③ 業務内容の詳細」(720字以内) の作成に際し、
その名の通り、口頭試験を見据え、
コンピテンシーを問われることを想定した下資料です。
(元受験生さんのご了承のうえ、本記事にて公開いたします)



📝①業務経歴

📅経歴1

勤務先:〇〇株式会社 △△事業部
所在地:▽▽県◇◇市
地位・役職:技術員
業務内容:砂防施設の現地測量、図面作成の補助、数量計算、資料整理
従事期間:2015年4月~2016年3月

📅経歴2

勤務先:〇〇株式会社 △△事業部
所在地:▽▽県◇◇市
地位・役職:技術員
業務内容:砂防堰堤の予備設計、地質調査データの解析、報告書作成
従事期間:2016年4月~2017年3月

📅経歴3

勤務先:〇〇株式会社 △△事業部
所在地:▽▽県◇◇市
地位・役職:技術員
業務内容:砂防施設の詳細設計(構造計算、配筋検討)
従事期間:2017年4月~2018年3月

📅経歴4

勤務先:〇〇株式会社 △△事業部
所在地:▽▽県◇◇市
地位・役職:主任
業務内容:砂防施設の設計照査、設計成果の品質管理、発注者との協議
従事期間:2018年4月~2021年3月

📅経歴5|「業務内容の詳細」に採用

勤務先:〇〇株式会社 △△事業部
所在地:▽▽県◇◇市
地位・役職:主任
業務内容:砂防施設の設計業務統括、新技術導入検討、若手技術者の指導
従事期間:2021年4月~2023年3月


📝②口頭試験を見据えたコンピテンシー

💹専門的学識

・砂防堰堤の設計基準(河川砂防技術基準等)に基づき、地質調査結果や水理計算を反映した構造計算を実施した。
・FEM解析による安定計算では、地盤改良の必要性や補強工法の選定など、専門知識を応用した判断を行った。

💹問題解決

・既存堰堤の安定性を確保しつつ貯砂容量を増大させるため、複数の工法を比較検討し、最適な嵩上げ方法を選定した。
・設計段階で想定外の軟弱地盤が確認された際、地盤改良工法の追加や構造変更を迅速に提案し、工期遅延を防いだ。

💹マネジメント

・設計チーム内での役割分担を明確化し、進捗管理を徹底することで、納期遵守と高品質な成果物の作成を実現した。
・予算内で最適な設計を行うため、VE(Value Engineering)提案を行い、コスト削減と機能向上を両立させた。

💹評価

・設計完了後、第三者による設計照査を実施し、設計の妥当性や安全性を確認し、設計品質の向上に努めた。
・類似事例の分析結果を踏まえ、今回の設計における課題や改善点を抽出し、今後の設計に活かすための教訓とした。

💹コミュニケーション

・発注者との定例会議で、設計の進捗状況や課題を共有し、意思疎通を図ることで、スムーズな合意形成に繋げた。
・地元住民説明会では、専門用語を避け、分かりやすい言葉で設計内容や安全性について説明し、理解を得るよう努めた。

💹リーダーシップ

・設計チームをまとめ、各メンバーの得意分野を生かした役割分担を行い、チーム全体のモチベーション向上を図った。
・関係機関との協議において、技術的な根拠を示しながら、自らの意見を主張し、プロジェクトを円滑に進めるための主導的な役割を果たした。

💹技術者倫理

・公衆の安全を最優先に考慮し、余裕のある安全率を確保した設計を行うとともに、施工時の安全対策にも配慮した。
・環境への影響を最小限に抑えるため、自然石の使用や植生工の導入など、環境保全に配慮した設計を行った。

💹継続研さん

・最新の砂防技術に関する文献や論文を積極的に読み、設計に活用するとともに、技術士会主催の研修会にも参加し、知識・技術の向上に努めた。
・設計事例や最新技術に関する情報をチーム内で共有し、メンバー全体の技術力向上に貢献した。


🔐③業務内容の詳細(720字)【有料】

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