
コンピテンシー日記|『電気電子部門・情報通信』技術士さんの日常 ♯1
こんにちは!技術士(電気電子部門:情報通信)の「Miles Byte」です。
このブログでは、私が日々どのように技術士としてのコンピテンシーを実践しているか、そして「電気電子部門:情報通信」の技術がどのように社会に貢献しているかを、初心者の方にも分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
🏳🌈今日の業務:新しい情報通信ネットワークの設計
今日は、新しい情報通信ネットワークの設計プロジェクトに携わりました。このプロジェクトは、地域社会のデジタル化を推進するための重要なインフラとなるもので、無線通信と有線通信を組み合わせた、柔軟性と信頼性の高いネットワーク構築を目指しています。
①コミュニケーション・リーダーシップの実践
今回のプロジェクトでは、多様な関係者との連携が不可欠です。
クライアントである自治体の方々との打ち合わせでは、専門用語をできるだけ避け、ネットワークの仕組みやメリットを分かりやすく説明することを心がけました。
また、プロジェクトチームのメンバーである設計担当者や運用担当者とは、それぞれの専門分野を尊重しつつ、共通の目標に向かって協力できるよう、密な情報共有を行いました。
特に、無線通信部分の設計では、電波干渉のリスクを最小限に抑えるため、電波伝搬シミュレーションの結果を基に、アンテナの設置場所や送信電力を慎重に検討する必要がありました。
設計チームのメンバーと、それぞれの意見を交換し、より良い設計案を導き出すことができました。
②評価・マネジメントの実践
プロジェクトの進捗状況を常に把握し、計画通りに進んでいるか、遅延が発生していないかなどを評価しました。
特に、設計段階では、技術的な実現可能性だけでなく、コストや納期を考慮しながら、最適なソリューションを選ぶ必要があります。
今回は、当初の設計案ではコストが予算をオーバーする可能性があったため、代替案を検討しました。
代替案では、既存の設備を最大限に活用することで、コストを削減するとともに、工期を短縮することができました。
最終的には、品質を維持しつつ、コストと納期のバランスを達成することができました。
③技術者倫理の実践
情報通信ネットワークの設計は、社会インフラの一部を担うものであり、その信頼性や安全性が非常に重要です。
今回の設計では、セキュリティ対策を徹底し、不正アクセスやサイバー攻撃のリスクを最小限に抑えるよう配慮しました。
また、情報通信ネットワークは、大量の電力を消費するため、省エネルギー設計も不可欠です。
今回の設計では、消費電力を抑えるため、高効率な通信機器を選定するとともに、通信量の少ない時間帯には、自動的に機器の動作を停止させるような制御システムを導入しました。
④継続研さんの実践
情報通信技術は日々進化しており、常に新しい知識や技術を習得し続けることが重要です。
今日は、最近注目されている、光ファイバーケーブルを用いた新たな伝送技術に関する論文を読みました。
光ファイバーケーブルは、大容量のデータを高速に伝送できるため、今後の情報通信ネットワークの中核となる技術です。
また、昨今、無線通信の分野では、周波数利用の高度化に向けた取り組みが加速しており、新たな技術動向に関する情報を収集しました。
具体的には、5G(第5世代移動通信システム)に続く、6G(第6世代移動通信システム)に関する情報を収集し、将来のネットワーク設計にどのように活かせるか検討しました。
🏳🌈今日の学びと受験生へのアドバイス
今日の業務を通して、技術士としての役割を改めて認識しました。
技術士は、単に技術的な知識を持っているだけでなく、社会のニーズを理解し、倫理観を持って行動することが求められます。
技術士試験の受験生の皆さんは、日々の業務を通して、技術的な知識を深めるだけでなく、コミュニケーション能力やマネジメント能力も磨いていくことが大切です。
また、技術者倫理に関する問題も出題されるため、日頃から倫理観を意識した行動を心がけてください。
今回の記事が、皆さんの学習の一助となれば幸いです。
次回も、技術士の日常をお届けします。
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