姿勢が正しやすくなるコツ。
昨日の記事、“おしゃれ女子が求める理想の男性像”からの続きです。
昨日は男女の話からニワシドリの話、そして簡単に紳士に見える方法までお話ししました。
ということで、本日は姿勢のお話です。
姿勢が正しやすくなるコツ
姿勢を整えるために気をつけることはいくつかあります。
先日の記事でも触れましたが、姿勢を整えるには単に背筋をまっすぐに伸ばせばいいと言う訳ではありません。
あるべきところに重心があり、その上に骨が積み上げられていきます。
大切なことはいろいろありますが、今回ご紹介するのは骨盤まわりのニュートラルポジション(正しい位置)です。
この部分を整えることで、随分姿勢を正すのが楽になります。
では、次に姿勢を整える為に大切な3つの点をご紹介します。
姿勢を整えるのに大事な3点
前ももに手を置き、指先を上に移動させたら一番最初に当たる、腰骨の一番出っ張っているところ左右2点をASISといいます。次に恥骨の中心1点。この3点を意識していきます。
素足で壁からかかとを5cm離し、頭、背中、おしりを壁にくっつけて見ましょう。
壁と腰の隙間に手の平1枚より隙間がある人は反り腰ぎみです。恥骨の点が後ろに引きずられているはずです。
上記の方法で、肩が壁に付かない人は猫背傾向です。恥骨の点が骨盤の2点より前に出ているのではないでしょうか。
それではASISと恥骨の3点を一平面上に揃えてみましょう。
上から覗いても、横から覗いても、同じ平面上にある状態です。
文章だと少し難しいですね。
絵で見てみましょう。
自分で整えていくのは、結構難しいかと思います。
特に男性でしたら、骨盤の動かし方さえも分からない方が多くいらっしゃいます。
筋肉量の多い男性は、無理な骨盤の向きを筋肉で支えそこに負荷がかかります。
男性の方がぎっくり腰が多いのはこのせいではないでしょうか。
この骨盤周り3点のポジションを整えると足裏の重心も整うようになり、姿勢も正せることで、肩こりや腰痛などの身体の不調から解放されます。
骨盤が思うように動かなかった方へ
普段気をつけて動かさない分、動きが鈍くなっている方も多いと思います。
そこで今日は骨盤まわり3点を意識しやすく、姿勢が整った感覚が分かりやすいアーサナをご紹介します。
スカアーサナⅡ
1. 座位の状態から、右のかかとを恥骨に近付けます。
2. 左のかかとは右のかかとの向こうに置きます。
3. 恥骨、右かかと、左かかとが一直線に並んでいる状態です。
4. お尻のお肉を後ろにかき分け、座骨で床が感じられるよう整えます。
5. 尾骨から頭の先まで上に引き上げましょう。
6. 上半身はそのまま動かさず、恥骨だけ床に付くような感覚で下ろしていきましょう。
7. 肩甲骨同士を内側に引き寄せ、肩は楽に下ろします。
8. 足を左右組み替えて行いましょう。
鏡でいつもの座り方と比べてみてください。
姿勢も整いましたし、背筋だけピンと伸ばすより楽に姿勢を作れると思います。
先日書いた“姿勢美人は心も美人”でご紹介したビダラアーサナとマールジャーラアーサナは、骨盤を動かす練習にもなります。
合わせてトレーニングしてみてくださいね。
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